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人生最期の願いとは…『ザ・ホエール』予告編&ポスター公開

アカデミー賞3部門ノミネートとなったA24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演『ザ・ホエール』から、予告編&日本版ポスターが解禁。

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本年度アカデミー賞3部門ノミネートとなったA24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演による『ザ・ホエール』。この度、予告編&日本版ポスターが解禁となった。


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第79回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映時より、272キロの巨体の男チャーリーになり切り、圧巻の存在感を見せつけたブレンダン・フレイザーの演技に絶賛の声が寄せられた本作。ブロードキャスト映画批評家協会賞にて主演男優賞を受賞、さらに全米俳優組合賞(SAG)、英国アカデミー賞(BAFTA)、そして初のアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たした。

また、『ザ・メニュー』をはじめ話題作への出演が相次ぎ、同賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、「ストレンジャー・シングス」シリーズで活躍目覚ましいセイディー・シンクらが脇を固める。

恋人を亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避をするように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。歩行器なしでは移動もままならず、親友の看護師リズ(ホン・チャウ)に頼って生活している。病状の悪化で自身の死期が近いと悟ったことで、長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。さらに離婚して以来音信不通だった娘エリー(セイディー・シンク)との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。

ブレンダンが演じたのは、体重272キロ、余命わずかな男・チャーリー。彼はこの役に挑むにあたり、自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用。かつて『ハムナプトラ』シリーズなどでスター俳優として人気を博していたころの面影とは一変。“生涯最高の演技”と称されるほどの熱演を見せる。

予告編は、タイトルでもある「ホエール(=くじら)」を想起させるような海辺のシーンや、なぜこのような風貌になってしまったのかを自ら語る姿、自力で歩行もままならない生活が明かされる。

娘のエリーからは、「今頃親ぶるの?」と辛辣な言葉を浴びせられ、拒絶されながらも真正面から向き合おうと試みる。何かをするたびに謝ってばかりいるチャーリーだが、唯一の心を許せる友人のリズとの親愛に満ちたやりとりには、深い悲しみを抱えながらもユーモアと純粋さを失わない彼の魅力が溢れている。

また、ポスターには「僕は信じたかった。」というキャッチコピーが添えられ、青く澄んだ瞳の奥にたたえるもの悲しさと思慮深い眼差しが印象的。

全米では1,721館(※1月30日時点)まで拡大公開され、インディーズ作品の今年のアカデミー賞候補作の中でも、同じくA24製作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』とともに1000万ドルを突破し、頭ひとつぬけた大ヒットを記録。この度のノミネートを受けさらに拍車がかかる見通しだ。

『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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