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ドライブシーンは全てスタジオ撮影!監督&キャストが明かす撮影舞台裏『パリタクシー』メイキング映像

フランス初登場新作NO.1ヒットの話題作『パリタクシー』よりメイキング映像が解禁された。

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『パリタクシー』メイキング© 2022 - UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION
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  • 『パリタクシー』© 2022 - UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

フランス初登場新作NO.1ヒットの話題作『パリタクシー』よりメイキング映像が解禁された。


>>『パリタクシー』あらすじ&キャストはこちら

国民的シャンソン歌手リーヌ・ルノーと、大人気コメディアンのダニー・ブーンというフランス2大スターが共演し、崖っぷちのタクシー運転手とミステリアスなマダムのパリ横断旅を描く本作。この度解禁となったのは、革新的な技術で撮影されたドライブシーンの裏側が明かされるメイキング映像。

旅するように美しいパリを巡る、珠玉の映像体験が見どころの本作だが、実はドライブシーンは全てスタジオ撮影だという。パリの名所を巡る映像をみて、実際にパリの街中で撮影されたと思うところだが、渋滞だらけのパリで運転するのは至難の技なのだ。

さらに撮影当時93歳のリーヌ・ルノーを牽引車から撮影して、何度も彼女にやり直させるのは危険すぎる。そこで、撮影監督のピエール・コットローが自分で実験したばかりのLEDスクリーンシステムを提案。タクシーの道のりを全て、車にカメラをつけて全方向から撮影した。道路や街並み、空の光や橋の下を歩く人も全方位を映し出すなどし、撮影には数週間をかけた。

リーヌ・ルノーとダニー・ブーンは、「素晴らしかったのは、グリーンバックで撮影しなかったことだよ」とふり返る。グリーンバックだと、俳優たちは自分の周りで起きていることを見ることができず、全てポストプロダクションで処理されるため、画面上で何が起きているのかを把握ができない。

本作では、スタジオのタクシーの周囲に非常に解像度の高い3m×8mの4KのL字型スクリーンをいくつか設置し、映画の中でタクシーがたどるルートを事前に撮影してそれを投影。空が映っているスクリーンをタクシーに向けて設置し、フロントガラスにライトをあてて日光が車内に差し込んでいるように見せた。

スクリーンに囲まれたリーヌとダニーは、完全に演技に没頭し、監督も、「没入できる空間を作るよう心がけた。まるで“アクション!”と同時に車が動き出すんです」と、その裏側を明かす。リーヌとダニーも実際に運転している感覚だったそうで、「自転車とすれ違う時や車を追い抜くときは本当に追い抜いているような感覚だった。素晴らしい体験だった」と語っている。

ここまでの技術を使ったのはこの作品が初めて。映画のほぼ半分のシーンに使われているこの技術手法が、今後は都市部での撮影の未来に繋がっていくだろう。

『パリタクシー』は4月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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