エミー賞3部門ノミネートのドラマシリーズ「グッド・オーメンズ」のシーズン2が、7月28日（金）よりPrime Videoで独占配信開始されることが分かった。
本作は、マイケル・シーン演じる天使のアジラフェルとデヴィッド・テナント演じる悪魔のクロウリーが活躍する、ニール・ゲイマン原作のドラマシリーズ。
シーズン1の世界的大ヒットとファンからの熱狂的な反響を受け、原作兼共同クリエイターのニール・ゲイマンが、天使と悪魔の迷コンビのさらなる冒険を求めるファンの声に応えるべく完全オリジナルストーリーでシーズン2を作り上げる。
DCコミック「サンドマン」の原作者としても有名なニール・ゲイマンだが、「グッド・オーメンズ」は彼が初めて書いた小説（テリー・プラチェット共著）で、今回のシーズン2ドラマ配信開始日が発表された5月10日（現地時間）は、原作出版33周年の記念日だった。
原作の内容はシーズン1でドラマ化されたため、シーズン2では新たに原作を超えるストーリーが展開するという。古書ディーラーで小うるさい天使のアジラフェルと、思いのままに人生を楽しむ悪魔のクロウリーとの奇妙な友情がさらに深堀して描かれる。
地球の創生時から住み始め、終末（ハルマゲドン）の阻止までを経験した天使アジラフェルと悪魔クロウリーは、元の気楽な生活に戻ってロンドンのソーホーで、ほぼ普通の人間として暮らしていた。だが予期せぬ使者が現れ、2人はのんびりしていられなくなるのだった…。
天使のアジラフェル役のマイケル・シーン、悪魔のクロウリー役のデヴィッド・テナントが続投するほか、加えて、大天使ガブリエル役のジョン・ハム（「マッドメン」でエミー賞主演男優賞受賞）、大天使ミカエル役のドーン・マッキチャン（『いつまでも二人で』）、大天使ウリエル役のグロリア・オビアーニョ（『DUNE／デューン 砂の惑星』）も前シーズンと同じ役で出演する。
一方で前シーズンとちょっと違う新たな役で出演するのは、悪魔シャックス役のミランダ・リチャードソン（『ダメージ』『愛しすぎて／詩人の妻』でアカデミー賞ノミネート）、マギー役のマギー・サービス（「Quiz」「宇宙船レッド・ドワーフ号」）、ニーナ役のニーナ・ソサーニャ（「ジョーンの秘密」「キリング・イヴ／Killing Eve」）。
そして今シーズンから天界・悪魔界の落ちこぼれ新キャストとして、天使サラカエル役にリズ・カー（『インフィニット 無限の記憶』）、悪魔ベルゼブブ役にシェリー・コン（「ブリジャートン家」）、とバラエティ豊かな俳優たちが揃った。
原作者でもあるニール・ゲイマンは前シーズンに続きエグゼクティブプロデューサーも務め、監督・エグゼクティブプロデューサーのダグラス・マッキノン（「SHARLOCK（シャーロック）」監督）と共に共同ショーランナーも務める。テリー・プラッチェットが立ち上げた製作会社Narrativiaのロブ・ウィルキンス、ジョン・フィネモア、そしてBBC Studios Productionのコメディ部門の責任者ジョシュ・コールもエグゼクティブプロデューサーを務める。
公開されたティザーアートでは、お互い背を向けながらもぴったりくっついて仲の良さを感じさせる天使アジラフェルと悪魔のクロウリーのコンビがとらえられている。シーズン2で2人はどんな活躍を見せてくれるのか、またシーズン1の最終話でまさかの役で声だけのサプライズ登場をしたベネディクト・カンバーバッチがシーズン2にも登場するのかどうかも気になるところ。
新たな物語で紡がれるシーズン2に期待が高まる。
「グッド・オーメンズ」シーズン2は7月28日（金）よりPrime Videoで独占配信開始（全6話）。
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