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【インタビュー】永山絢斗×高杉真宙が映画界に思うこと――作品づくりへの向き合い方と意識の変化

2021年日本公開劇場実写映画No.1となる興行収入45億円を記録した大ヒット作『東京リベンジャーズ』。その続編が、前後編の2部作で帰ってきた(前編『-運命-』が公開中、後編『-決戦-』は6月30日に公開)。

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永山絢斗×高杉真宙『東京リベンジャーズ2』/photo:Jumpei Yamada
永山絢斗×高杉真宙『東京リベンジャーズ2』/photo:Jumpei Yamada
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  • 高杉真宙『東京リベンジャーズ2』/photo:Jumpei Yamada
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  • 高杉真宙『東京リベンジャーズ2』/photo:Jumpei Yamada
  • 永山絢斗『東京リベンジャーズ2』/photo:Jumpei Yamada
  • 高杉真宙『東京リベンジャーズ2』/photo:Jumpei Yamada
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アクションシーン撮影は苦労の連続


――永山さんは『クローズEXPLODE』にも出演されていますね。

永山:『クローズEXPLODE』は監督が豊田利晃さんなので、とにかく試されまくる現場で今回とは全く別物でした(笑)。『東京リベンジャーズ』はエンタメ色も強いですし、今回は2部制の大作。とにかく赤点を出さないようにという意識で芝居をしていました。

場地って動いた瞬間にぶっ壊れちゃうような危うさがあるので、そのイメージで演じつつ、過去パートはとにかくみんなで楽しそうにしている空気感が出せたらなと考えていました。細かく動きを付けるというよりも、そういったところに意識を置いていました。

――『東京リベンジャーズ2』の最大の見せ場となるのが、廃車場の決戦です。相当なボリュームでしたが、撮影は相当大変だったのではないでしょうか。画面の手前も奥も、終始乱戦状態でしたから。

高杉:このパートの撮影全体で10日間以上はかけているんじゃないかな? そうじゃないとおかしいくらいの分量ですよね。映像を観ながら「大変だったな…」と思い出しました。高崎で撮ったのですが、ロケ地に行ったらフラッシュバックしそうなくらいです(笑)。

――土埃もずっと舞っていましたし…。

高杉:実は、土埃じゃなくて画面映えするようにキラキラ光る特製のものを使っているんです。あれが舞う中で戦うのはきつかった…(苦笑)。

永山:俺は下で戦ってないからみんな大変そうだなって…(笑)。(※劇中では千冬たちは地面で、場地は廃車の上で戦う)

あの大人数が、朝からずっと取っ組み合いをしていますからね。でも役者さんはみんな気合いが入っていました。

――永山さんも、足場がかなり悪いなかでのアクションだったのではないでしょうか。

永山:そうですね。でもみんな殺陣が上手ですごく助けられたし、僕自身も足場を気にしないくらいアドレナリンが出まくっていました。そうじゃないと「早くこの殺陣終われー!」ってなって続かなかったかも(笑)。目的にたどり着くまでに、色々な敵が立ちふさがってきますから。

高杉:俺らは特攻服でしたが、永山さんが着ていた芭流覇羅のジャケットも暑そう…。

永山:MA-1だったからね。綿を抜いてもらっていたけどそれでもある程度の重さはあるし、暑かった…。

高杉:映像だと全然そんな風に見えないから、つらいですよね(笑)。

永山:そうそう(笑)。年を感じた…(笑)。

高杉:そんなの一切感じませんでしたよ!

永山:編集でどうにかしてもらったんだと思う(笑)。まぁでも、アクションシーンの撮影は俺らは苦労続きだったけど、お客さんにはそんなこと気にせず楽しんで観てもらいたいです。


《text:SYO/photo:Jumpei Yamada》

物書き SYO

1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、2020年に独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説・漫画・音楽・ゲームなどエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。並行して個人の創作活動も行う。

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