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カズオ・イシグロ脚本、ビル・ナイ主演『生きる LIVING』8月にBlu-ray&DVDリリース

不朽の名作をイギリスを舞台に描き出した『生きる LIVING』のBlu-ray&DVDが8月16日(水)より発売されることが決定した。

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『生きる LIVING』©Number 9 Films Living Limited
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不朽の名作をイギリスを舞台に描き出した『生きる LIVING』のBlu-ray&DVDが8月16日(水)より発売されることが決定した。


>>『生きる LIVING』あらすじ&キャストはこちら

巨匠黒澤明の名作『生きる』を、70年の時を経てノーベル文学賞作家カズオ・イシグロが再構築した本作。

「日の名残り」、「わたしを離さないで」などで知られるノーベル賞作家イシグロ氏は、若かりし頃にこの黒澤映画に衝撃を受け、映画が持つそのメッセージに影響されて生きてきたという。

そんな彼が脚本を手掛けた本作では、第二次世界大戦後のイギリス、復興途上のロンドンが舞台。オリジナルの高い評価に怯えることなく、長年抱いてきた戦前・戦後のイギリス文化への憧れを支えに自分なりの英語の脚本を書き、第95回アカデミー賞脚色賞にもノミネートされた。

さらにイシグロ氏は、“ビル・ナイが演じる『生きる』の新しい映画”というコンセプトを念頭に主人公ウィリアムズを当て書きしたそうだ。ビルは、そのことに感銘を受け、脚本について「とても美しく明確で、とても素晴らしい役」と感じたという。イギリスの国民的俳優である彼のその抑制された演技は、作品にとって欠かせない存在となっている。

監督には、「イギリスに対して先入観を持たない人物。映画的でありながら新鮮で新しい作品を作り上げることができる人物」として、2011年に『Beauty』(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナスに白羽の矢が立った。彼は本作を普遍的で現代に伝えるべき重要な物語だと捉えており、オリジナルをリスペクトしながらも自分たちの作品となるようチャレンジした。

完成した本作は世界各地の映画祭にて上映され絶賛されたほか、英国アカデミー賞、第80回ゴールデングローブ賞、第95回アカデミー賞では主人公ウィリアムズを演じたビル・ナイが主演男優賞にノミネートされている。

『生きる LIVING』Blu-ray&DVDは8月16日(水)発売、レンタル開始。

・「生きる LIVING」Blu-ray 5,500円(税抜価格 5,000円)
・「生きる LIVING」DVD  4,400円(税抜価格 4,000円)

©Number 9 Films Living Limited

<発売元・販売元> 東宝


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

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《シネマカフェ編集部》

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