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東山紀之「チョコレートドーナツ」再演決定 岡本圭人が新キャストに

2020年、コロナ禍でわずかな上演回数となった東山紀之主演のPARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」の再演が10月に決定。東山さん演じる主人公ルディの運命の人ポール役に新たに岡本圭人を迎える。

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2020年、コロナ禍でわずかな上演回数となった東山紀之主演のPARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」の再演が10月に決定。東山さん演じる主人公ルディの運命の人ポール役に新たに岡本圭人を迎える。

舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子どもを育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ』(原題:ANY DAY NOW)は、社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描き、日本でも広く支持を得た。

その映画を2020年世界で初めて、宮本亞門演出で舞台化。しかし、折からのコロナ禍で残念ながらわずかな上演回数となり、今年10月に満を持して再演が決定。70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を謳い上げる。

シンガーを夢見ながら、ショーパブのダンサーとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変わっていく。ゲイのカップルであるルディとポールは、悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かうことを決意するが…。

映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたこの主人公に、舞台版では東山さんがその卓越したダンス、唄、演技で挑み、観客を魅了。そして、ルディと共にダウン症の少年マルコを育てようと世間と闘う検察官ポールには、今回新キャストとして岡本さんが決定。「Le Fils 息子」(21)や「4000マイルズ~旅立ちの時~」(22-23)など舞台での活躍が目覚ましい岡本さんが演じる。

またダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登鎗田雄大鈴木魁人が選出。そして、共演者には、新たなキャストとして山西惇ら、初演から続投する高畑淳子らと、豪華な面々が揃った。

(左)岡本圭人、(中央)丹下開登、(右)東山紀之

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」は【東京】10月8日(日)~31日(火)PARCO劇場にて上演。以降、11月より大阪、熊本、宮城、愛知にて巡演。


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《シネマカフェ編集部》

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