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“小説家”イ・ヘヨンが“女優”キム・ミニへの「もったいない」に堂々一喝『小説家の映画』本編映像

ホン・サンス監督最新作『小説家の映画』より本編映像が解禁された。

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『小説家の映画』 © 2022 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED
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ホン・サンス監督最新作『小説家の映画』より本編映像が解禁された。


>>『小説家の映画』あらすじ&キャストはこちら

『逃げた女』キム・ミニと『あなたの顔の前に』イ・ヘヨンの韓国二大女優が共演し、女性たちの友愛と連帯の物語を描く本作。

この度解禁された本編映像は、イ・ヘヨン演じる小説家ジュニとキム・ミニ演じるギルスが、心を通わせるきっかけとなるシーン。

映像では、映画界で成功を収めたにもかかわらず、このところ出演作が途絶えていた女優ギルスに、クォン・ヘヒョ演じる映画監督ヒョジンが「もったいない。なぜ映画に出ないのか」としつこく問いつめたのを受け、「何がもったいないの?自分のしたいことを楽しんで生きている人を尊重すべきよ!」と怒りにも似た強い口調でヒョジンに反発するジュニの姿が映し出される。ジュニはスランプに陥り、長らく執筆から遠ざかっている小説家だ。

女優ギルスが投げかけられる言葉は、パク・チャヌク監督の『お嬢さん』(16)で一躍注目を集めながらも、以後はホン・サンス監督作品のみに出演を続けるキム・ミニ自身の境遇も彷彿とさせる。そして、ジュニがギルスに代わって映画監督を堂々と一喝するこの出来事をきっかけに、2人はたちまち打ち解け、ジュニはギルスを主演に短編映画を撮りたい、と予想外の提案を持ち掛けることになる。

また、本作の公開を記念して、6月30日(金)より「フィルムメーカーズ 24 ホン・サンス」(発行:オムロ)が好評発売中。ホン・サンス監督作品の大ファンとして知られ、6月20日に開催された本作のトークイベント付き試写会にも登壇した筒井真理子が責任編集を務め、筒井さんが加瀬亮、深田晃司、町山広美と対談、菊地成孔のエッセイから荒井晴彦へのインタビュー、佐々木敦による論考のほか30本の作品論と、「作家論」と「作品論」を網羅した、ホン・サンス監督初の特集本となる待望の一冊となっている。「フィルムメーカーズ 24 ホン・サンス」は『小説家の映画』の上映劇場をはじめ、書店やAmazonでも7月より発売される予定だ。

『小説家の映画』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。


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《シネマカフェ編集部》

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