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モンゴル&タイなどアカデミー賞各国代表作品も 第19回大阪アジアン映画祭ラインナップ

「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにした大阪アジアン映画祭が今年も開始祭。作品ラインナップが発表された。

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『親友かよ』
『親友かよ』
  • 『親友かよ』
  • 『シティ・オブ・ウインド』
  • 『行方不明』
  • 『においが眠るまで』
  • 『スノードロップ』
  • 『水深ゼロメートルから』
  • 『未来の魂』
  • 『サリー』

「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにした大阪アジアン映画祭が今年も開始祭。作品ラインナップが発表された。

今年で19回目となる当映画祭は、今回もアジアの人々に関連する多彩な映画を、世界または日本の他都市に先駆け上映、多くのゲストに登壇していただくほか、ポスター展、字幕講座、ワークショップ、ブックフェア、シンポジウムなどの関連イベントを実施。

なお、作品ラインナップのうち、スペシャル・オープニング作品と、クロージング作品については2月上旬の発表が予定されている。

作品ラインナップ概要

●スペシャル・オープニング作品、クロージング作品を除いた作品数は53作品(うち、世界初上映13作、海外初上映10作、アジア初上映5作、日本初上映17作)。

上映作品の製作国・地域は、21の国と地域(アメリカ、イギリス、インドネシア、オーストラリア、オランダ、カタール、韓国、シンガポール、スペイン、タイ、台湾、中国、ドイツ、バングラデシュ、フィリピン、フランス、ポルトガル、香港、マレーシア、モンゴル、日本)。

タイ『Solids by the Seashore (英題)』

●グランプリ、来るべき才能賞を競う「コンペティション部門」

ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映。審査委員により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞などが選定。

★アカデミー国際長編映画賞の各国代表が3作品。
・祈祷師の少年の恋と成長を描いた青春ドラマ『シティ・オブ・ウインド』(モンゴル代表)

『シティ・オブ・ウインド』

・"口のない”青年が幼少期のトラウマと闘うアニメーション『行方不明』(フィリピン代表)

『行方不明』

・亡き級友の短編映画を作ることになった高校生の青春ドラマ『親友かよ』(タイ代表)

『親友かよ』

★世界初上映作品は日本からの3作品+海外1作品。
『においが眠るまで』:『ほとぼりメルトサウンズ』などで「OAFF2022焦点監督」に選出された東かほり監督作。近年なくなっていく映画館と、父親の匂いを探す、17歳の少女の旅を描く。

『においが眠るまで』

『スノードロップ』:国内外の映画祭で高い評価を受ける吉田浩太監督作。監督自らの生活保護経験を鑑みて、矛盾をした生活保護の在り方を描くヒューマンドラマ。

『スノードロップ』

『水深ゼロメートルから』:『アルプススタンドのはしの方』(OAFF2020)に続く、高校演劇リブート企画第2弾。『カラオケ行こ!』などの山下敦弘監督が描く、プールの底から始まる新たな青春群像劇。

『水深ゼロメートルから』

『未来の魂』:先天性疾患のある胎児の命の選択を巡る人間の尊厳と愛を描く(オーストラリア、中国)

『未来の魂』

★そのほか、アプリでの苦い恋を経て自分を愛することを知る女性の物語『サリー』(台湾、フランス)、作詞の才能を信じた女子高生のコメディ奮闘記『作詞家志望』(香港、台湾)、ADHDの少女を演じたオードリー・リンが歴代最年少(12歳)で金馬奨主演女優賞を受賞した『トラブル・ガール』(台湾)、釜山国際映画祭NETPAC賞受賞の『Solids by the Seashore (英題)』(タイ)など、13作品を上映。

『トラブル・ガール』

特に注視しておきたい潮流、才能を厳選「特別注視部門」

・『珈琲哲學~恋と人生の味わい方~』『あの日のことをあなたに』(Netflix)などのヒットメーカー監督によるアクション大作『ジャカルタ13爆弾』(インドネシア)

『ジャカルタ13爆弾』

・人気歌手、ファン・チヨルの弾き語りが心にしみる短編ヒューマンドラマ『同行』(韓国)など、8作品を上映。

『同行』

●斬新で挑戦的な作品を紹介する「インディ・フォーラム部門」

気鋭の監督による12作品を上映。
監督名:クリス・ルッツ、真利子哲也、松林麗、蘇(金ヘンに玉)淳、江本純子、ヘソ、湯浅典子、塩田時敏、福岡佐和子、渡邉りか子、岡崎育之介(崎の「大」は「立」)、楫野裕

真利子哲也『Before Anyone Else』

●特集企画

《タイ・シネマ・カレイドスコープ2024》と題された、「Fish Upon the Sky」などで日本でも人気沸騰中のプーウィン・タンサックユーン出演の『フンパヨン 呪物に隠れた闇』日本初上映を含むタイ映画の特集のほか、台湾、香港の多様な作品を上映。

『フンパヨン 呪物に隠れた闇』

●「特別招待作品部門」

・江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶ら関西出身の豪華キャストが共演、苦境の中から立ち上がる家族の姿を伝える『あまろっく』

『あまろっく』

・本年度日本アカデミー賞「協会特別賞」の受賞が決定した日本の怪獣造形界におけるレジェンド的存在、村瀬継蔵が総監督を務めた特撮映画『カミノフデ(仮)』の2作を上映。

『カミノフデ(仮)』

●その他特別上映、協賛企画

・神戸女学院大学文学部英文学科の学生が字幕翻訳を手がけた、バングラデシュ映画『リキシャ・ガール』を特別上映。

『リキシャ・ガール』

・芳泉文化財団の2022年度助成3作品に加え、学部生の卒業映画を対象にした表彰で受賞した4作品を上映。(入場無料)
・1970年大阪万博に関連した貴重な短編映画(作品は後日発表)も特別上映。

第19回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2024)は3月1日(金)~10日(日)、ABCホール、シネ・リーブル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館にて開催。


《シネマカフェ編集部》

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