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ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞はペドロ・アルモドバル監督の『The Room Next Door』

第81回ヴェネチア国際映画祭が、7日(現地時間)に閉幕した。

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ペドロ・アルモドバル監督 Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images
ペドロ・アルモドバル監督 Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images
  • ペドロ・アルモドバル監督 Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images
  • ティルダ・スウィントン&ペドロ・アルモドバル&ジュリアン・ムーア Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images
  • ティルダ・スウィントン&ジュリアン・ムーア Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images

第81回ヴェネチア国際映画祭が、7日(現地時間)に閉幕した。金獅子賞に輝いたのは、2日(現地時間)に世界初上映され、観客から17分にも及ぶスタンディングオベーションを受けたペドロ・アルモドバル監督の『The Room Next Door(原題)』だった。

主演はティルダ・スウィントン(『フィクサー』)とジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)で、原作はシーグリッド・ヌーネスの小説「What Are You Going Through(原題)」。疎遠になっていた親友同士の女性2人が再び友情を取り戻し、尊厳死と向き合うことになるというストーリー。

スペイン出身のペドロ・アルモドバル監督にとって、本作は初めての長編英語映画となる。受賞スピーチでは、「この賞は、ここにいる家族に捧げたい。この映画『The Room Next Door』は私の初めての英語作品ですが、その魂はスペイン語です」と語ったという。「The Hollywood Reporter」が報じた。



ジュリアン・ムーアはトロフィーを受け取ったペドロ・アルモドバル監督の画像をインスタグラムに掲載して祝福。「オスカーにまっしぐら!」「とてもうれしいニュース」「この映画にふさわしい賞」とファンからもお祝いのコメントが殺到している。

銀獅子賞(審査員大賞)には、イタリア人のマウラ・デルペロ監督の『Vermiglio(原題)』が選ばれた。一部が監督の家族の歴史にインスパイアされているという、第二次世界大戦中のドラマ。

銀獅子賞(監督賞)はブラディ・コーベット監督作、エイドリアン・ブロディとフェリシティ・ジョーンズ主演の『The Brutalist(原題)』。ホロコーストを生き延びたハンガリー出身のユダヤ人建築家で、戦後アメリカにわたったラズロの物語。


《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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