実写版『リロ＆スティッチ』より、パラパラ漫画で話題の鉄拳が制作したアニメーション動画が解禁された。
アメリカでの公開初週に1億8300万ドル（約259億円）の興行収入を記録し、全米で歴代No.1のオープニングを達成した本作。6日（金）に公開を控える日本での大ヒットもが有力視されている。
この度解禁されたのは、お笑い芸人でパラパラ漫画家としても活躍する鉄拳が制作したショートアニメーション。両親を亡くした少女リロと姉のナニ、そして愛を知らないエイリアン・スティッチの絆が描かれる本作の物語が、劇中歌「Hawaiian Roller Coaster Ride」にのせて、温かいタッチのイラストで描かれている。
鉄拳は過去に『ベイマックス』や『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』のプロモーション映像を手掛けており、今回のプロジェクトについて「ディズニーが大好きなのでとても光栄です」とコメント。
さらに、アニメーションを描く上で、「僕も早くに母を亡くして寂しい思いもしましたが、家族や友達に支えられて元気になりました。同じ共通点があるので、その気持ちをなるべくアニメで表現するようにしました」と、両親を亡くした悲しみと向き合いながら、周りに支えられたくましく生きていくリロとナニとの共通点をアニメーションへ込めたことを告白。
また、「アニメーション版と実写版でスティッチの輪郭などが少し違うので（実写版は横長）、気をつけて描きました。また、スティッチの表情や耳の揺れ方は特にこだわった点なので見ていただきたいです」と、制作時のこだわりも明かした。
「可愛いだけではなく、時にケンカしたり、怒られたり、元気付け合って、支え合う家族愛を、是非ご家族で見ていただきたいですね」とコメントを寄せた。
『リロ＆スティッチ』は6月6日（金）より全国にて公開。
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