現在公開中の菅野美穂&赤楚衛二主演映画『近畿地方のある場所について』より、インタビューやメイキングを収録した特別映像が到着した。
本作は、猛暑を吹き飛ばす戦慄体験を届ける新感覚の場所ミステリー。初週4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録し、2025年に公開されたホラー映画の3日間のオープニング成績としては、動員・興行収入ともに第1位となっている。

失踪した編集長の行方を追う中で、次第に近畿地方のある場所へと誘われていくオカルトライターの千紘(菅野美穂)と編集記者の小沢(赤楚衛二)。菅野と赤楚がクランクインを迎えたのは、編集部の地下資料室で編集長の残した手がかりを調べ始めるシーン。“見たら死ぬ映像”や“動画配信者の首吊り屋敷潜入”など、菅野と赤楚が実際に震え上がった劇中映像の裏側も明かされる。

また、地下資料室を飛び出し、真相を求めて近畿地方のある場所へ向かう2人。千紘は小沢を引っ張っていく頼もしい存在のはずが、トンネルで怪異に遭遇した瞬間、態度が一変。あまりの迫力に監督も大興奮。菅野は「普段の千紘は割と喋りかけやすい感じの雰囲気だから、内側にそういう狂気があるっていうのが、今回の役の歪み、いびつなところで、面白さだったなと思う」とインタビューでふり返っている。
そんなトンネルシーンの撮影は、赤楚の誕生日当日に敢行され、サプライズで祝福されると、赤楚は「嬉しかったなぁ。心霊スポットで31歳を迎えられるなんて、本当に忘れられないですね」と笑顔をのぞかせた。
一方、撮影中の怪現象について語る菅野のインタビューの最中、正体不明の音が鳴り響き、緊張が走る一幕も。
細部までこだわり抜かれた本作について、赤楚は「1度ならず2度も3度も何度も観てほしいなと思います」と話し、菅野は「10代や高校生ぐらいでこの映画をご覧になった方は(心に何か)“残る”、そんな作品になるんじゃないかなって思います」と魅力を語った。
『近畿地方のある場所について』は全国にて公開中。



