妻夫木聡主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」に佐藤浩市、松本若菜が出演することが分かった。
本作は、早見和真の同名小説のドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリー。

佐藤が演じるのは、税理士・栗須栄治(妻夫木聡)の人生を大きく動かす、人材派遣会社「株式会社ロイヤルヒューマン」創業社長で、競馬界では有名な馬主・山王耕造。
出演にあたって佐藤は「僕は乗り手役として馬に関わることも40数年あり、多少危険な経験もしましたけど、馬との距離感の詰め方や、馬に乗る楽しさも感じていて、若い頃は競馬自体も随分やっていました。競馬における馬と人の関係性というものは、単純なベットゲームではないですし、馬も勝利を分かると思います。この物語では、ただ馬を生き物として利用することだけに価値を見出すという話ではない、ある種1歩も2歩も先を行った人間と馬との関係を、うまく表現できたらいいなと思います」とコメントしている。
「西園寺さんは家事をしない」「わたしの宝物」などに出演、今回日曜劇場初出演となる松本が演じるのは、北海道日高地方の競走馬の生産牧場「ノザキファーム」を父と共に経営している野崎加奈子。馬の個性や性格を捉える能力に長けている加奈子は、栗須の大学時代の元恋人で、10年ぶりに再会を果たすこととなる。
「日曜劇場に出演するのが夢の一つだった」と喜んだ松本は、「私が演じる野崎加奈子は、北海道の日高地方にある生産牧場の娘に生まれ、大学進学のために東京に出て、そこで妻夫木さん演じる栗須と出会います。日高地方の牧場の人たちや馬がとにかく大好きで、芯が通った女性なのですが、どういうふうにこの物語に関わっていくのかというところも見どころの1つになると思います」と演じるキャラクターについて語った。
キャスト・スタッフコメント
佐藤浩市
出演が決まった時は、ある意味ちょっと特化したドラマを日曜劇場でやられるんだなという期待と、頑張ら なきゃなという気持ちになりました。 僕が演じる山王耕造は、名は体を表すごとく、ある種の尊大さもありながら人間的にちょっと昔気質ではあ りますが非常に情熱がある男で、そこに魅力を感じてもらいたいと思う人物です。 僕は乗り手役として馬に関わることも40数年あり、多少危険な経験もしましたけど、馬との距離感の詰め方や、馬に乗る楽しさも感じていて、若い頃は競馬自体も随分やっていました。 競馬における馬と人の関係性というものは、単純なベットゲームではないですし、馬も勝利を分かると思います。この物語では、ただ馬を生き物として利用することだけに価値を見出すという話ではない、ある種1歩も2歩も先を行った人間と馬との関係を、うまく表現できたらいいなと思います。 競馬を分からない方や馬に乗ったことがない方にも楽しめるような、そういうドラマにしたいと思います。
松本若菜
日曜劇場に出演するのが夢の一つだったので、お話を伺った時は本当に嬉しかったです。 台本を読むと、枠にとらわれない人たちの情熱が描かれていて、一気に読んでしまうほど面白く、撮影がとても楽しみになりました。 私が演じる野崎加奈子は、北海道の日高地方にある生産牧場の娘に生まれ、大学進学のために東京に出て、 そこで妻夫木さん演じる栗須と出会います。日高地方の牧場の人たちや馬がとにかく大好きで、芯が通った女性なのですが、どういうふうにこの物語に関わっていくのかというところも見どころの1つになると思い ます。 馬を愛する人たちが夢に向かって挑み続けた情熱に溢れた物語になっておりますので、是非ご覧ください。
プロデュース・加藤章一
山王耕造はこの物語のもう1人の主人公です。豪快で傲慢な一方、情熱的で人情に厚い。そんな魅力的な馬 主をどなたに演じていただくか考えた時、佐藤浩市さん以外に考えられませんでした。耕造と妻夫木さん演じる栗須が、時にぶつかり合いながらも共に夢を追い求めていく、胸が熱くなるバディにご期待下さい。 主人公・栗須の元恋人で競走馬の生産牧場を営む野崎加奈子を、松本若菜さんに演じていただきます。シングルマザーとして仕事と子育てに奮闘する加奈子。そんな加奈子を松本さんに演じていただく事で、明るさの中にも芯の強さを持つ素敵なキャラクターとなっています。 素晴らしいキャストの皆様によって、現場では毎日驚くような化学反応が起きています。 ぜひ放送を楽しみにお待ち下さい。
「ザ・ロイヤルファミリー」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。


