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“スパークルホース”マーク・リンカスの軌跡に迫るドキュメンタリー『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』4月公開

90年代オルタナシーンで活躍した「スパークルホース」のマーク・リンカスを描くドキュメンタリー映画『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』が4月24日(金)より公開されることが決定した。

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『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』
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90年代オルタナシーンで活躍した「スパークルホース」のマーク・リンカスを描くドキュメンタリー映画『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』が4月24日(金)より公開されることが決定した。

本作は、90年代にデビューし唯一無二の音楽世界を作り上げたマーク・リンカス、またの名を“スパークルホース”の実存と音楽に迫るドキュメンタリーである。

「ニルヴァーナ」のカート・コバーンが亡くなった翌年の1995年にファーストアルバム「Vivadixiesubmarinetransmissionplot」をリリースし、その独創的なサウンドが欧米を中心に高く評価され、一躍その名を広めた「スパークルホース」。

『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』

「レディオヘッド」や「R.E.M.」などのオープニング・アクトにも抜擢され絶頂の最中にある時、その中心人物であるマーク・リンカスは、「レディオヘッド」との欧州ツアーの最中にアルコールと薬物の過剰摂取により倒れてしまう。なんとか一命をとりとめたものの、その後遺症はその後の人生に大きく禍根を残すものとなる。そして、6枚目のアルバムの制作中、2010年にマークは自ら命を絶った。

ダニエル・ジョンストンをプロデュースし、パティ・スミス、トム・ウェイツらに愛された彼の音楽は日本ではあまり知られていない。ルーツミュージックでありアメリカン・ゴシック、ローファイ、ノイズ、サイケデリック、アンビエントなど様々な音楽性が交じり合いながら、彼岸から聞こえる子守唄のように、マークのかすれた声が響く。まるで寝静まった真夜中にそっとおもちゃ箱が開き、それぞれの玩具が好き勝手に歌いだして、音を鳴らしているような楽曲の数々…。

『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』

本作はそんな、マーク・リンカス本人の死の直前に録られたインタビューと、親交のあったミュージシャンや映画監督デヴィッド・リンチらの証言によって、その実存と音楽に迫るドキュメンタリーである。近年でもR&Bシンガーのメイヴィス・ステイプルズがカバーアルバム「Sad And Beautiful World」(2025)でマーク・リンカスの曲をカバーするなどその評価は高まっている。内なる悪魔と闘い続けた男が紡ぐ、震えるほどの狂気と優しさに満ちた音楽と、その人生の軌跡が本作に詰まっている。

この度解禁されたメインビジュアルは馬の被りものでギターを弾く姿がメインに配置され、「ただ幸せになりたかっただけ」とコピーが添えられている。併せて解禁となった場面写真にはデヴィッド・リンチ、「マーキュリー・レヴ」のジョナサン・ドナヒュー、「クラッカー」のデヴィッド・ロウリー、PJハーヴェイとのタッグで知られるミュージシャン、プロデューサーのジョン・パリッシュらの姿などを確認することができる。

映画監督デヴィッド・リンチは「話をする必要がないほど、私たちは分かりあっていた」とコメントを寄せている。

コメント一覧

話をする必要がないほど、私たちは分かりあっていた
―デヴィッド・リンチ(映画監督)

マーク・リンカスの音楽 ― 長いコード、歪み、そして訥々としたリズム ― は、私が再生ボタンを押した瞬間に、誰かが考え、感じ、創造している音のようだ。
この映画で称賛に値する多くの要素の中でも、その抑制された表現に注目したい。
悲劇的な、断ち切られた人生を描きながらも、真の物語は達成の美しさにあることを、一瞬たりとも忘れていない。
―チャールズ・フレイジャー(小説家「コールドマウンテン」)

それはまるで、圧縮されてダイヤモンドになる石炭のように暗く、深い夜に散りばめられた明けの明星のようにきらめいていました。
この才能豊かな人物がどれほどの苦悩を味わったかは、誰にも計り知れません。
彼が自ら命を絶つに至った経緯も、私たちには知る由もありません。
※マーク・リンカスの死に際しての追悼の言葉
―パティ・スミス(ミュージシャン、詩人)

いつまでもその作品を、その功績を語り継いでいくべき、そんなアーティストがいることを忘れてはいけない。スパークルホース=マーク・リンカスはまさにそうした“寡黙なる饒舌な”ミュージシャンである。その歌声とメロディ、歌詞は、あまりにも寂しく、やるせない。こういう表現者に自ら命を絶たせてしまった現代社会を思うに、やはり私たちは語り継いでいかねばならないと思うのだ。
―岡村詩野(音楽評論家)

『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』は4月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿K's cinema、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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