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アンディ・ウォーホルのミューズ、亡くなる前の2年間描く『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』特報

「ニコ」ことクリスタ・ペーフゲンの音楽伝記ドラマ『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』より特報と場面写真が解禁。また監督のスザンナ・ニッキャレッリからのコメントも到着した。

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『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』©2017 VIVO FILM / TARANTULA
『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』©2017 VIVO FILM / TARANTULA
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「ニコ」ことクリスタ・ペーフゲンの音楽伝記ドラマ『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』より特報が解禁。また監督のスザンナ・ニッキャレッリからのコメントも到着した。

ポップアートの旗手アンディ・ウォーホルのミューズとして60年代に一世を風靡し、アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』の歌姫として知られるドイツ人のニコ。

本作は彼女の華やかな栄光の時代ではなく、1988年に49歳で亡くなる直前の2年間に焦点をあてた異色の音楽伝記ドラマだ。

『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』©2017 VIVO FILM / TARANTULA

1986年、英マンチェスターで孤独に暮らすニコは、過去の名声から距離を置き、ヨーロッパ各地を巡るツアーに出る。しかしその旅は、薬物依存や不安定な精神、周囲との軋轢といった問題と向き合う過酷なものだった。

『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』©2017 VIVO FILM / TARANTULA

ステージ上の姿と私生活の葛藤を交錯させながら、「ニコ」という偶像から脱却し、ひとりの女性=クリスタ(本名)として生き直そうとする彼女の姿をリアルに描く。アラン・ドロンとの間に生まれた息子アリとの関係や、東欧でのアンダーグラウンド公演などを通して、ニコの音楽性と人生が再び始動していく過程が静かに浮かび上がる。

監督は、『キアラ』(22)がベネチア国際映画祭でリッツァーニ賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞、SIGNIS賞、『ミス・マルクス』(20)で同FEDIC賞などを受賞したイタリア人女性監督のスザンナ・ニッキャレッリ。

主演のトリーヌ・ディルホムは、アカデミー賞外国語映画賞受賞作『未来を生きる君たちへ』(10)ほか、デンマーク映画批評家協会が主催するボディル賞で最多(8度)受賞女優の称号を誇る国民的俳優。2014年にはミシェル・ゴンドリー、グレタ・ガーウィグ、トニー・レオン、クリストフ・ヴァルツらとベルリン国際映画祭の審査員を務めるなど国際的にも評価されており、本作では自ら歌唱も担当。神話化されたロックスターではなく、怒りや弱さを抱えた等身大の人間としてのニコを体現する。

『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』©2017 VIVO FILM / TARANTULA

新しいマネージャー・リチャード役で『グレゴリーズ・ガール』(80)主演のジョン・ゴードン・シンクレア、ヴァイオリニスト・シルヴィア役で2007年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『4ヶ月、3週と2日』でパームスプリングス国際映画祭などで主演女優賞を受賞したアナマリア・マリンカが出演する。

本作はヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門の最優秀作品賞をはじめ、伊アカデミー賞が主催するダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の脚本賞、サウンド賞、メイクアップ賞などを受賞している。

『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』©2017 VIVO FILM / TARANTULA

1980年代後半の空気感を演出するために1:1のスクエアフォーマットを採用。ジョナス・メカス監督に1960年代のニコやアンディ・ウォーホルなどの実際の映像素材を借りて編集したフラッシュバック映像も見どころだ。

スザンナ・ニッキャレッリ監督  コメント

ニコの音楽は確かに難解でしたが、間違いなく当時最も興味深く、妥協のない作品の一つでした。彼女は個人的な探求と、挑発的な実験的解法、そして皮肉を融合させた独自のスタイルを確立し、作品の商業性を一切気にしませんでした。ディスコ・ミュージックが周囲で爆発的に広がる中、彼女はゴシックやニューウェーブムーブメント、そして80年代のアンダーグラウンド・ミュージックのほとんどに革命的に影響を与えた、陰鬱で不穏な雰囲気の音楽を頑固に作り続けました。しかし残念ながら、ニコのこの側面を知る人はごくわずかです。ニコは、彼女が関係を持った有名な男性たち、あるいは(アンディ・ウォーホルのスタジオの)ファクトリー、ウォーホル、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドといった経験にのみ結びつけて語られることがほとんどだけれど、ニコはそれらの経験の後に、はるかに多くのことを成し遂げました。

ニコの物語は、妥協を許さないアーティストが多くのファンを失った後になって初めて自身の芸術に満足を見出す物語であり、世界で最も美しい女性の一人が、その美貌を捨て去った時にようやく幸せを見つける物語です。
私はこのことについて映画を作りたかったのです。多くの人が抱いているイメージの裏にある、アイコンの裏にあるニコという女性、つまり「ニコ」という芸名の向こう側にある本当の「クリスタ」についての映画です。そして、彼女の物語を通して、他の多くの女性たちの物語も伝えたいと思いました。なぜなら、ニコの寓話は非常に極端ではありますが、女性、芸術家、母親が成熟していく過程で経験する多くの困難を内包しているからです。

『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』は7月17日(金)よりキノシネマ新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。



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《シネマカフェ編集部》

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