韓国芸能界には、視聴者はおろか放送関係者でさえ見間違えてしまうほど、顔立ちや雰囲気が瓜二つの俳優たちが存在する。今回は、優れた演技力で作品にスパイスを加える名バイプレイヤーでありながら、そのあまりの“そっくりぶり”でたびたび話題をさらう3組の俳優たちを紹介する。
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イム・チョルス(41)& キム・デゴン(42)
ネット民の間で「生き別れの兄弟では?」「双子だと思った」という声が殺到し、混乱する視聴者が続出しているのが、イム・チョルスとキム・デゴンだ。驚くべきことに、彼らは小学校の同級生でもあるという。

イム・チョルスといえば、日本でも大ブームを巻き起こした『愛の不時着』のしぶとい保険会社担当者役や、『ヴィンチェンツォ』での熱狂的なファン役などで強烈な印象を残した実力派だ。一方のキム・デゴンも『サムダルリへようこそ』などで味わい深い演技を見せている。
最近、イム・チョルスはドラマ『21世紀の大君夫人』にて、キャッスルビューティーの営業チーム長として特別出演を果たした。劇中、実績報告のために熱意を燃やすものの、ソン・ヒジュ(演者IU)代表の圧倒的な勢いに押され、徐々に萎縮していくというギャップのある魅力を見せ、大きな笑いを誘った。

特にこの特別出演が注目を集めたのは、“そっくり俳優”として話題のキム・デゴンとの共演が実現したからである。物流チーム長役で出演したキム・デゴンとイム・チョルスが並んで座る姿は、まるでデカルコマニー(合わせ鏡)を見ているかのようで、劇の面白さを倍増させた。短い登場にもかかわらず、名実ともに“シーンスティーラー”らしい演技で、インパクト抜群の活躍を完遂した。
オ・ジョンセ(49)& イ・ジェウォン(39)
『サイコだけど大丈夫』『悪鬼』などで知られるオ・ジョンセと、『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』『21世紀の大君夫人』をはじめ数々の話題作で活躍するイ・ジェウォンも、頻繁にそっくりだと言及される2人だ。

人懐っこい目元や、笑うと逆三角形になる口の形といった外見はもちろん、しらじらしくも自然体な演技のスタイルや、絶妙なアドリブのセンスまで似ていると評価されている。
あまりにも似ているため、「重複出演(ダブルブッキング)ではないか」と抗議を受けた珍事も。それは2014年、イ・ジェウォンがSBSドラマ『ドクター異邦人』に出演していた時期、MBCドラマ『弁護士の資格~改過遷善』にオ・ジョンセが出演していたことが原因であった。
放送曜日は違っていたものの、同時期に放送されたドラマに出演した2人を見て、視聴者が混同してしまったのだ。実際にイ・ジェウォンは、街でオ・ジョンセの出演作を挙げられ「見てますよ」と声をかけられることが頻繁にあるという。

そんな2人は2016年、とある撮影スタジオで運命的な出会いを果たす。
当時、イ・ジェウォンは単発ドラマの撮影中であり、オ・ジョンセは映画の撮影中だった。イ・ジェウォンの撮影順が回ってきた際、オ・ジョンセは「俺が代わりに1カット撮ってあげようか。誰にもバレないよ」と冗談を言って笑いを誘ったという。

その後、2人は2023年のSBSドラマ『悪鬼』で再び特別な縁を結ぶ。
なんとイ・ジェウォンが、主人公を務めるオ・ジョンセの「亡くなった父親」役を演じたのである。当時イ・ジェウォンは、オ・ジョンセと一緒にセリフを交わす機会がなくて残念だったと語り、「次こそはしっかり息を合わせられる作品をぜひやってみたい」と抱負を明かし、ファンの期待を高めている。
チョ・ウジン(47)& キム・ビョンチョル(51)
韓国芸能界を代表する“そっくり俳優”といえば、メガヒットドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』や『ミスター・サンシャイン』で立て続けに共演し、視聴者を大いにザワつかせたチョ・ウジンとキム・ビョンチョルは絶対に外せない。

シャープな顎のライン、眼鏡がよく似合う知的なイメージ、そして特有の滑舌と雰囲気が非常に似通っており、大衆だけでなく芸能関係者までもが混乱するレベルだ。
『トッケビ』において、チョ・ウジンは財閥の会長に仕える有能な「キム秘書」を、キム・ビョンチョルは紫色の唇をした恐ろしい悪霊「パク・チュンホン」を演じていた。

2人のそっくりぶりをしっかりと認知していた脚本家のキム・ウンスクは、のちの『ミスター・サンシャイン』の劇中で登場人物たちが彼らを見間違えるという愉快なメタギャグを仕込み、視聴者を大いに沸かせた。さらにこの2人は、その激似ぶりを活かして一緒にラーメンのCMにまで出演しており、韓国中を笑わせている。

彼らの見分けがつかないというエピソードは尽きず、チョ・ウジンに至っては、街でキム・ビョンチョルと間違われ、ファンから「破局だ」(※悪霊役のキム・ビョンチョルが『トッケビ』で放った伝説の名台詞)と叫ばれた際、それを否定せずにノリノリでファンサービスをしてあげたことがあると明かし、大きな笑いを誘っている。
実力派ゆえにあちこちの作品に引っ張りだこな彼ら。次に彼らを画面で見かけた際は、それがどちらの俳優なのか、一度立ち止まって目を凝らしてみるのも、韓国ドラマの密かな楽しみ方と言えるだろう。
(文=韓ドラLIFE編集部)
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