『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の近藤亮太が監督を務める『巨頭オ』が12月25日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報映像が解禁された。
20年前、父・哲也は仕事先で訪れた山奥の廃村から帰宅した後、異変をきたし、自ら命を絶った。幼い春馬の記憶には、何かに怯え、別人のように変わり果てた父の姿が焼きついていた。
2026年。27歳になった春馬は、母の死をきっかけに、長年封印してきた父の死の真相と向き合うことになる。遺された日記を手がかりに調査を進める中で、春馬は各地で起きる不可解な失踪事件や、山奥の村で今なお続く謎の儀式の存在を知る。そしてその先で、春馬は"巨頭オ"と呼ばれる禁忌の怪異の存在に辿り着く…。
2006年、インターネット掲示板に投稿されたわずか数行の体験談から始まった都市伝説「巨頭オ」。
過去に旅行で訪れた小さな村へ再び向かった投稿者が、道中で目にしたのは村の名前ではなく「巨頭オ」と書かれた奇妙な看板。その先にあったのは廃村と、異様に大きな頭を左右に振りながら迫ってくる人間ともつかない"何か"だった。真相が明かされないまま終わるこの不可解な物語は、約20年にわたって語り継がれてきた。この度ついに映画化される。
監督を務めるのは、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で日本ホラー界の新たな才能として注目を集め、『5秒で完全犯罪を生成する方法』の公開が控える近藤亮太。Jホラーが持つ"見えない恐怖"と民俗的な不気味さを現代的な映像感覚で再構築する気鋭の監督で、本作では独自の感性によって"巨頭オ"をスクリーンに解き放つ。
主人公・高尾春馬を演じるのは前田拳太郎。「仮面ライダーリバイス」(21)で主演を務め、劇場版アニメ『ふれる。』の主人公役で声優デビュー(24)、「PJ~航空救難団~」(25)、映画『栄光のバックホーム』(25)など話題作への出演を重ね、活躍の場を広げてきた。本作で映画初主演を飾る。父の死の真相を追う青年・春馬として、過去のトラウマを抱えながらも真実へ向かっていく揺れ動く内面を体現する。
前田は本作について「綺麗なだけではない人間の怖さと、ホラーならではの緊張感が共存する作品」とコメントを寄せている。
そして、春馬の婚約者・田島詩穂を演じるのは、久保史緒里。NHK大河ドラマ「どうする家康」(25)、主演を務めた映画『誰よりもつよく抱きしめて』、『ネムルバカ』(25)など、「乃木坂46」在籍時から俳優として映像・舞台の双方で活躍。グループ卒業後の26年には大ヒット映画『ほどなく、お別れです』や主演映画『世界は美しいと誰かが言った』が公開中のほか、数々のドラマや映画の公開が控えている。繊細な感情の機微を丁寧にすくい取る表現力を持つ久保が、本作では聡明さと優しさ、そして芯の強さを持つ詩穂を演じる。
久保は「初めてのホラー作品への参加でしたが、近藤監督のホラーへの熱量と好奇心は周りを巻き込む力を持ち、私自身も引き込まれていきました」と撮影をふり返った。

解禁されたティザービジュアルは、画面いっぱいに広がる異様なほど大きな額と、黒く濁った眼もとをクローズアップした一枚。それが人間なのか、人ならざる"何か"なのか、その正体は明かされないまま、鮮烈な赤で刻まれた「その先には、行ってはいけない。」というコピーと巨大なタイトル『巨頭オ』が強烈なインパクトを放つ。
併せて解禁された特報は、「2006年2月22日 インターネット掲示板にひとつの体験談が投稿された」というテロップから幕を開ける。暗い山道を進む一台の車、行く手を覆い尽くすように生い茂る森林、そして奇妙な看板。やがて映し出されるのは、恐怖に慄く春馬(前田拳太郎)と、そんな春馬を静かに見つめる詩穂(久保史緒里)の姿。
2人は、あの村で何を見たのか。そして、彼らが遭遇した<巨頭オ>とは、一体何なのか…。原典を彷彿とさせるモチーフとともに、その先に待ち受けるさらなる恐怖を予感させる特報となっている。
コメント全文
前田拳太郎
高尾春馬役を演じさせていただきました、前田拳太郎です。
今作のお話をいただいた時、一つの都市伝説を入り口に、ここまで物語が広がっていくものかと驚きました。
春馬を演じるにあたっては、撮影前から近藤監督、脚本の金子さんと何度もディスカッションを重ね、春馬という人物を掘り下げていきました。撮影前から時間をかけて作品と向き合えたことは、俳優として改めて作品づくりの面白さを感じる機会になりました。
綺麗なだけではない人間の怖さと、ホラーならではの緊張感が共存する作品です。
ぜひ劇場で今作の独特な空気感を味わっていただけたら嬉しいです。
久保史緒里
田島詩穂役を務めさせていただきます久保史緒里です。
詩穂は、イレギュラーなことが起こっても動じないしなやかさを持ち、目の前の環境を冷静に把握しようとする、逞しい女性です。
初めてのホラー作品への参加でしたが、近藤監督のホラーへの熱量と好奇心は周りを巻き込む力を持ち、私自身も引き込まれていきました。監督がしてくださる現場での怖い話は最後には癖になっていました。
じわじわと広がっていく恐怖体験を是非、劇場でお楽しみください。
近藤亮太監督
はじめて「巨頭オ」という文字列を読んだ時に感じた強烈な恐怖を忘れられずにいます。
あの話では無事生き延びていましたが、果たしてその先にはいったい何が待ち受けていたのでしょうか。
そんな想像から始まった物語を映画にしました。
過去のJホラーのどれとも異なる、まさしく”異形”のJホラーともいうべき映画になりました。
きっと私は「巨頭オ」に出会ったあの時から、こうなる運命だったのでしょう。
『巨頭オ』は12月25日(金)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。



