“推奴師(チュノサ)”という奴婢ハンターを主人公にした激しいアクション時代劇『チュノ~推奴~』。追う手と逃げ手の思惑が交差しながら物語が展開し、最後まで目の離せない疾走感のある作品に仕上がっている。
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もともとは映画用に作られた脚本をドラマ化したという裏話の通り、一筋縄ではいかない登場人物たちが作品を一層魅力的にしている。
例えばチャン・ヒョク演じたテギルは奴婢には冷酷だが、初恋相手には純情という設定になっている。一方、オ・ジが演じたソン・テハは陰謀に巻き込まれ、奴婢に転落したかつての武将を演じ、同作での熱演が認められ、KBS演技大賞・男性優秀演技賞を受賞した。男たちのアクションは、見どころ十分だ。
ちなみにチャン・ヒョク演じるテギルをはじめ、『チュノ』に登場する主要人物たちは、身分が低いため非常にラフな衣装に身を包んでいる。

そんな衣装で激しいアクションを繰り広げるのだから、当然、肉体があらわになることも少なくなく、チャン・ヒョク、オ・ジホら男優陣の見せる肉体美は韓国放送時、女性視聴者を虜にした。
一般的な美少年とは一線を画し、ワイルドな彼らを指すために“野獣男”という新たな造語も生まれている。『チュノ』の人気の高さを知らしめてくれる逸話だ。
文=森下 薫


