昨年12月、香港で公開されるやすぐにレオナルド・ディカプリオ主演でのハリウッド・リメイクが決定。『インファナル・アフェア』のスタッフが再集結し、トニー・レオンと金城武の主演で贈る『傷だらけの男たち』。『インファナル・アフェア』シリーズがたどったのと同じ流れで、ヒットの予感を漂わせる本作が、7月7日(土)より日本でも公開を迎える。これに先立つ7月4日(水)に開催されたジャパンプレミアのために金城武とアンドリュー・ラウ監督が来日、上映前に行われた来日記者会見に出席した。
東京タワーが完成した昭和33年を舞台に、東京の下町で暮らす人々の心温まる交流を描いた『ALWAYS 三丁目の夕日』。2005年11月に公開され、興行収入35億円、観客動員数284万人というロングラン・ヒットを記録した本作の続編、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の製作発表が行われ、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、須賀健太、小清水一揮、小日向文世、薬師丸ひろこ、山崎貴監督、エグゼクティブ・プロデューサーの阿部秀司、奥田誠治ら計13名が登壇した。場所は6月30日(土)まで日本橋にて期間限定で開催されていたプラネタリウム跡地。前作の“建設中の東京タワー”のように今回の象徴的存在が“高速道路の架かっていない日本橋”ということで、プラネタリウムの半球を利用し、7分間のプロモーション映像が上映された。
『インファナル・アフェア』から5年、アンドリュー・ラウ&アラン・マック監督の下にトニー・レオンをはじめとする強力メンバーが再集結。そして新たに今回、日本とアジアを股にかけて活躍する金城武をダブル主演の一人に迎えて贈る、哀しき過去を背負った男たちの物語『傷だらけの男たち』。7月7日(土)に公開を迎える本作のジャパンプレミアが7月4日(水)に開催され、金城さんとラウ監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。さらにスペシャルゲストとして、本作の主題歌「Secret」を歌う浜崎あゆみも駆けつけ、会場は大きな盛り上がりを見せた。
世界初となる人工尾びれ開発の実話に基づき、原因不明の病で尾びれを失ったイルカと、イルカを取り巻く人々のドラマを描いた『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』が7月7日(土)にいよいよ公開初日を迎える。7月3日(火)、公開に先立って本作のプレミア試写会が開催された。上映前には主演の松山ケンイチ、池内博之、坂井真紀そして前田哲監督による舞台挨拶が行われたが、会場はなんと都内の水族館のプール。イルカたちが目の前のプールを泳ぎ回る中、松山さんらが劇中と同じ飼育員の格好で登場すると会場は大歓声に包まれた。
昨年公開され、ミニシアター作品としては異例の大ヒットを記録した『かもめ食堂』のスタッフとキャストが再集結。南の島の海辺のとある小さな宿を舞台に、ゆっくりと紡ぎ出される、どこか風変わりで心温まる物語『めがね』。本作の完成記念特別試写会が7月2日(月)に行われ、小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこという主要キャスト5人と、荻上直子監督が舞台挨拶に登壇した。
フランス料理のシェフになることを夢見るネズミのレミーと、料理の才能がまったくないことに悩む、見習いシェフ・リングイニ。グルメの都・パリのレストランを舞台に、人間とネズミが奇跡を起こす感動の物語『レミーのおいしいレストラン』。6月30日(土)、パリの中心地・シャンゼリゼ通りに建つ老舗の映画館、ゴーマン・シャンゼリゼ劇場にて本作のパリ・プレミアが行われ、パリ在住の女優・中山美穂がゲストとして出席した。
ペドロ・アルモドバル監督の女性讃歌三部作の最終章。ペネロペ・クルスを主演に迎え、故郷のラ・マンチャを舞台に、女たちが母として、娘として、そして何より女として力強く生きる姿を生き生きと描き出した『ボルベール<帰郷>』が6月30日(土)、初日を迎えた。公開劇場の有楽座では、自身の名を冠したブランド“MICHIKO FUJIWARA”を展開するなど、多くの女性から支持を受け、幅広く活躍するヘアメイクアップ・アーティスト、藤原美智子によるトークショーが催された。
今年3月に公開された『パリ、ジュテーム』に日本人唯一の監督として参加し、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォーを起用した一編を演出した諏訪敦彦監督。その諏訪監督によって、2005年に製作され、ロカルノ国際映画祭で準グランプリにあたる審査員特別賞と国際芸術映画評論連盟賞をダブル受賞した長編『不完全なふたり』が6月30日(土)、公開初日を迎えた。公開劇場の新宿武蔵野館では諏訪監督による舞台挨拶が行われ、訪れた観客との間で活発な質疑応答が交わされた。
古都・金沢を舞台に、呪われた天女の血を引くといわれる一人の少女を中心に織りなされる、美しくも悲しい物語『吉祥天女』。6月30日(土)に本作が初日を迎え、鈴木杏、本仮屋ユイカ、勝地涼、深水元基という若き4人の俳優陣と及川中監督による舞台挨拶が行われた。