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「昭和34年、日本の空は広かった」──あの『三丁目の夕日』続編が11月に公開決定

東京タワーが完成した昭和33年を舞台に、東京の下町で暮らす人々の心温まる交流を描いた『ALWAYS 三丁目の夕日』。2005年11月に公開され、興行収入35億円、観客動員数284万人というロングラン・ヒットを記録した本作の続編、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の製作発表が行われ、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、須賀健太、小清水一揮、小日向文世、薬師丸ひろこ、山崎貴監督、エグゼクティブ・プロデューサーの阿部秀司、奥田誠治ら計13名が登壇した。場所は6月30日(土)まで日本橋にて期間限定で開催されていたプラネタリウム跡地。前作の“建設中の東京タワー”のように今回の象徴的存在が“高速道路の架かっていない日本橋”ということで、プラネタリウムの半球を利用し、7分間のプロモーション映像が上映された。

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『ALWAYS 続・三丁目の夕日』完成披露会見
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』完成披露会見
  • 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』完成披露会見
  • 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 吉岡秀隆
  • 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 堤真一、薬師丸ひろこ、小清水一揮
東京タワーが完成した昭和33年を舞台に、東京の下町で暮らす人々の心温まる交流を描いた『ALWAYS 三丁目の夕日』。2005年11月に公開され、興行収入35億円、観客動員数284万人というロングラン・ヒットを記録した本作の続編、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の製作発表が行われ、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、須賀健太、小清水一揮、小日向文世、薬師丸ひろこ、山崎貴監督、エグゼクティブ・プロデューサーの阿部秀司、奥田誠治ら計13名が登壇した。場所は6月30日(土)まで日本橋にて期間限定で開催されていたプラネタリウム跡地。前作の“建設中の東京タワー”のように今回の象徴的存在が“高速道路の架かっていない日本橋”ということで、プラネタリウムの半球を利用し、7分間のプロモーション映像が上映された。

「もう多くは語りません。美しい国、日本。それは『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の中にあると思います。ご静聴ありがとうございました(笑)」と挨拶したのは、売れない小説家・茶川竜之介を演じた吉岡さん。今回の趣向については、「(昭和34年は)つくづく良い時代だったなと思います。人が人を思いやる気持ちと、希望という名の未来があって…。映像を観て、単なるセピア色じゃないしっかりした光を見た気がします」と、作品の完成が待ち遠しいようだった。

その竜之介の元を去ってしまったヒロミ役の小雪さんは「私たちキャストも、スタッフや関係者のみなさんも、この映画に愛情と、そして情熱を持っています。その気持ちが画面を通して、観客のみなさんにも感じていただける映画になっていると思います。みなさんの心に灯火がともるような温かな作品になると思うので、期待していてください」と作品をアピール。

前作で茶川とヒロミと暮らすことを選んだ淳之介を演じた須賀くんが「僕はまたこの役をできてスゴイ嬉しかったです。撮影中はみんなでベーゴマをやって遊んでました。監督とも遊びました。『ALWAYS 三丁目の夕日』を超える面白さとCGが観られると思って僕も楽しみです。だからみなさんも楽しみにしていてください」と言うと、堤さん、薬師丸さん演じる鈴木夫婦の息子・一平を演じた小清水くんも「日本橋の部分はCGが本当にスゴくて今の映像を観て、日本橋がスゴイキレイにできていて良かったです」と、ふたり揃って“CG”を強調。これを聞いた監督は…「さっきからいじめられているみたいですね…がんばります」と苦笑い。

「続編は作らないという約束で前作を作ったので、今回のお話をいただいた時は『どうしちゃったんだろう?』と思ったんですけど(笑)、“たくさんの人たちに期待されているのなら”と、がんばって作りました」という山崎監督。「スタッフ、キャストは前作と同じじゃなければやりたくない、と話していたんですが、本当にみなさんが、それぞれいろんな思いを胸に秘めて再集結してくださって、このチームだったら良いものが作れるんじゃないかと思えたので、続編を作る決心ができました」と、製作に至った経緯を語ってくれた。

「吉岡くんとも話していたんですが、あの音楽が流れるだけで完全に涙腺がゆるんでしまう」と挨拶したのは堤さん。「(7分間の映像を観て)僕もただの客になってしまって、ちょっとうるうるきてしまいました。本当にまた、このキャストとスタッフがほぼ全員揃った中に参加できて幸せです。それに、またあのセットに戻れるとは思ってなかったので感動しました。僕自身も一観客として完成を楽しみにしています。みなさんも楽しみにしていてください」と完成が待ちきれない様子。堤さん演じる鈴木則文の妻・トモエ役の薬師丸さんも「台本を読んで涙が止まりませんでした。私の分身が34年にタイムスリップしている姿を観るのがが楽しみです」と夫婦揃って、作品に対する思い入れの強さを感じさせてくれた。

「始めに続編の撮影をすると聞いた時、いままでにないプレッシャーを感じました。それは多分、私自身もたくさんの人に良い評価をいただいた作品だからだと思います。前回の自分に負けないようにという気持ちで撮影に挑みました」(堀北さん)、「前作では特に年配の方に、道を歩いている時などに声をかけていただいて、温かい気持ちが伝わってきてとても嬉しい体験をしました。それをまた、みなさんに届けられるんだと思うとちょっとドキドキしています」(もたいさん)、「今まで100本くらいの映画に参加させていただいていますが、うちの両親がこれほど喜んだ作品はありません。またこの作品に参加させていただけることがすごく嬉しいし、誇りに思っています」(三浦さん)、「作品の舞台である昭和34年、その時僕は5歳でした。自分の幼かった頃と重ね合わせて、この作品は本当にリアルだな、と思います。僕はこの中では嫌われ者だけど、それでもまた三丁目に呼んでいただいて、さらに嫌われます(笑)。それも役者冥利に尽きます」(小日向さん)と、登壇したキャストがそれぞれの思いを打ち明けてくれ、作品同様、温かい気持ちになった記者会見だった。

山崎監督が「オープニングに大変なことが起こります。これが、僕が今回の作品でCGでやりたかったことなのですが、内容はまだ秘密です。前回は茶川がお父さんになる話でした。今回はものを作る人になります。僕自身、監督になってまだ時間が経っていません。人にものを伝える仕事というのはどういうことか、と自問しながら作りました」と語る『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は11月3日(土)より全国東宝系にて公開される。
《シネマカフェ編集部》

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