北野武監督の第13作目『監督・ばんざい!』が完成し、6月に全国公開されることが決定した。撮影は昨秋、約2ヶ月にわたって全編ロケで行われ、フランスでのロケも敢行された。“笑い”と“映画賛歌”をモチーフに、ホラー、恋愛、時代劇、さらにはSFなど多様なジャンルを網羅し、小津テイストまでも取り入れた内容に仕上がっているという。
今昔三つ葉は二つ目の落語家。しかし、なかなか腕が上がらず真打ちへの道は遠い。そんな悩める彼のもとに「話し方を、落語を習いたい」と集まってきたワケありな3人の変わり者。彼らに落語を教えることになったはいいがこの3人、顔を合わせれば喧嘩ばかり。あれこれと苦労の尽きない三つ葉だが彼にも噺家としての転機が訪れて…。
2月8日より開催される第57回ベルリン国際映画祭。「特別招待作品/ベルリナーレ・スペシャル」に、唯一の日本映画として蜷川実花監督デビュー作品『さくらん』が選定され、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいところ。そんな矢先、『さくらん』のワールドプレミアが行われる9日の翌日より、現地・ベルリンにて蜷川実花の写真展が開催されることが急遽決定。「蜷川実花“さくらん”写真展」(mika ninagawa“SAKURAN”photoexhibition in berlin)と称して2月10日〜18日の間、ベルリンにある美術ギャラリー「Arndt & Partner Berlin」にて現地にいるドイツの人々はもとより、映画祭に集まる多くの世界の映画人の目に『さくらん』の世界が触れることとなった。
『ブロークバック・マウンテン』で2005年のヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞し、昨年のアカデミー賞でも同作で監督賞に輝いたアン・リー監督。そのアン・リーの最新作『ラスト、コーション/色・戒(仮題)』(原題:Lust,Caution/色・戒)をワイズポリシー、ビクターエンタテインメントが配給権を獲得、2008年正月に日本公開を目指すことが発表された。
昨年、プロ野球の日本ハムファイターズを44年ぶりの日本一に導き、惜しまれつつ引退した新庄剛志が2007年に連続公開されるジェリー・ブラッカイマー製作3作品の応援プロジェクトの総合プロデューサーに就任することが決まった。このプロジェクトで新庄さんが応援するのは『デジャヴ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』そして『ナショナル・トレジャー2』の3作品。現役時代からさまざまな工夫を凝らし、プロ野球の盛り上げに貢献してきた実績を買われての就任となった。
昨年のカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門のオープニングを飾り、話題をさらった『パリ、ジュテーム』。本作の公開初日が3月3日(土)に決定した。
ロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺された夜を舞台に、LAアンバサダーホテルにいた22人の姿を豪華キャストで描いた『ボビー』の日本公開初日が2月24日(土)に決定した。