ダウンタウンやナインティナインなど数多くの人気お笑い芸人を輩出してきた大手プロダクション、吉本興業がいま進めている新たなプロジェクト『YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜』。その名の通り、1年間で吉本興業に所属する芸人のうち100人(組)がメガホンをとり、それぞれ約30分の短編映画の制作を行い上映するという、この壮大な企画が7月7日(土)より、オープンしたばかりの新劇場、神保町花月とヨシモト∞ホール(渋谷)の2か所にて開催されている。
8月29日(水)に開幕する、今年のヴェネチア国際映画祭。先日、青山真治監督の最新作『サッド ヴァケイション』が<オリゾンティ部門>に正式出品されることが決定したばかりだが、さらに全編英語の台詞による和製西部劇『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』が<コンペティション部門>、北野武監督が映画を愛する全人類に捧げたエンターテイメント『監督・ばんざい!』が<招待作品部門>へ出品されることが決定した。
『映画クレヨンしんちゃん』シリーズで多くの子供と大人の心を捉えた監督・原恵一が5年の歳月をかけて完成させた『河童のクゥと夏休み』がいよいよ7月28日(土)より公開される。これを記念して、本作の公開劇場であるシネ・リーブル池袋、東劇を始めとする全国51館(一部劇場を除く)では、地球環境に配慮した「クールビズ」の一環として、公開日より1週間、劇場内の温度を通常より2度高く設定することが決定した。
九州の田舎町を舞台に、バスジャック事件で深い傷を負った被害者たちの心の崩壊、そして再生への旅を描いた『EUREKA ユリイカ』('00)でカンヌ映画祭において高い評価を受けた青山真治監督。続く2作もカンヌに正式出品され、すっかり国際舞台の常連となった監督の待望の最新作『サッド ヴァケイション』が、本年度のヴェネチア国際映画祭の<オリゾンティ部門>に正式出品され、そのオープニング作品として8月31日(金)に上映されることが決定した。
スティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイという、ハリウッドの二大スーパーヒットメイカーが初めてタッグを組んだ『トランスフォーマー』。6月には主演のシャイア・ラブーフとミーガン・フォックスが、そしてつい先日、マイケル・ベイ監督とジョシュ・デュアメルが来日しジャパンプレミアが開催されるなど、8月4日(土)の公開へ向けて、いよいよ盛り上がってきている。
マンハッタンでのウエディング・パーティで10年ぶりに再会したかつての恋人同士。この再会は偶然? それとも必然? ぎこちない会話の中で、互いの心を探り合う2人。そしてラストダンスも終わり、夜明けまで数時間…。やがて止まっていた時計の針が動き始める——。
不規則に波打つ独特の流線型のフォルムに鋭角的な直線が織りなす絶妙なバランス。その大胆で奇抜なスタイルで、常に見る者に新鮮な驚きを与える現代建築の巨匠、フランク・ゲーリー。御歳80歳を前にしてなお尽きることのない彼の情熱とインスピレーションはどこからやってくるのか? 彼の盟友であり、アカデミー賞監督のシドニー・ポラックが希代の建築家の素顔に迫ったドキュメンタリー『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』。6月から公開されていた本作が、大好評に応え、8月11日(土)から8月24日(金)までの2週間にわたって、Bunkamuraル・シネマにてアンコール上映されることが決定した。
1985年に発表されたガス・ヴァン・サントの長編デビュー作『マラノーチェ』。『ドラッグストア・カウボーイ』、『マイ・プライベート・アイダホ』へと続く“ポートランド三部作”の記念すべき第1作でもあり、当時から各国の映画祭で高く評価されながらも、これまで公開されることのなかった本作が7月21日(土)、ついに劇場公開を迎えた。これを記念して、監督を敬愛するアーティストによるトークショー、さらにライブイベントが、公開劇場のシネマライズで開催されることが決定した。
2007年10月19日アメリカ中部時間20時13分、世界を震撼させるニュースが飛び込んできた。「アメリカ大統領のジョージ・W・ブッシュが凶弾に倒れた——」。
世界的に著名な3人の映画監督が、日本の大都市「東京」をキーワードに集結! 日本とは言葉も文化も異なる国の出身の監督が、豪華キャストを迎えて、日本=韓国=フランス合作のオムニバス映画『TOKYO!』(仮題)を製作することが決定した。
日本未公開の韓国映画の数々を紹介するイベントとして2005年より開催、今年で第3回目を迎える「韓流シネマ・フェスティバル」。日本全国で“韓流”ブームを巻き起こした年に一度の祭典が、今年も8月25日(土)からシネマート六本木(東京)、シネマート心斎橋(大阪)にて同時に開催されるほか、北海道や宮城、千葉、岐阜、愛知、熊本など全国の劇場で順次開催される。
世界で今なお増え続ける難民や国内避難民の現状への理解を広めるために、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動の一部として昨年から始まった「難民映画祭 レフュジー・フィルム・フェスティバル」。紛争のために故郷を追われた人々の生きる姿を描いた映画やドキュメンタリー作品を届ける本映画祭が、7月18日(水)〜26日(木)の日程で開催される。
7月20日(金)の公開を控えている『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が、早くも新記録を打ち立てた。先週の14、15、16日の3連休に先行上映された本作、何とこの3日間で興行収入11億7,527万6,950円という数字をたたき出した。
平和な森で、お菓子のレシピ盗難事件が発生! レシピを盗まれたお店は次々と閉店に追い込まれ、住人たちは絶滅寸前に。そんな中、事件の捜査線上に、赤ずきん、オオカミ、きこり、おばあさんが容疑者として浮上する。証言が食い違う4人。そして、なんと全員が“裏の顔”を持っていた。果たして犯人は? そして事件の真相は——?
アカデミー賞はじめ数多くの賞レースで話題を呼んだアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』や、女性を美しくたくましく描ききったペドロ・アルモドバル監督の『ボルベール<帰郷>』など、日本でも無視できない存在となってきたスペイン、ラテンアメリカ映画。その魅力をさらに伝えるべく、日本未公開の最新作や注目の監督作品を上映する「スペイン・ラテンアメリカ映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL」が今年で4回目を迎える。昨年は『天国の口、終りの楽園。』の名コンビ、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ共同制作のインディペンデント映画も公開され注目を集めたが、今年はこれまでの東京に加えて会場を拡大し、大阪でも開催。上映作品数さらに増やして、9月14日(金)開幕する。
『ブロークバック・マウンテン』でアジア人初のアカデミー賞監督賞獲得という快挙を成し遂げ、映画史を塗り替えた台湾の鬼才、アン・リー監督。これに続く監督の最新作『ラスト、コーション/色・戒』が、8月29日(水)より開催される第64回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、同30日(木)に世界初上映されることとなった。
今から70年後、ハイテク技術で全てを司り、“鎖国”という道を選んだ未来の日本の変わり果てた姿とは——。『ピンポン』で3Dクリエイターとして不動の地位を手にした曽利文彦監督の最新作『ベクシル −2077日本鎖国−』が8月1日(水)より始まる、第60回ロカルノ国際映画祭のオープニング作品として上映、ワールドプレミアが開催されることが決定した。
金曜日の深夜枠であるにもかかわらず、2ケタの高視聴率を誇った人気TVドラマ「時効警察」シリーズを手がけた三木聡監督。その三木監督の最新作『図鑑に載ってない虫』関連のニュースがダントツの1位。
フランスの巨匠、リュック・ベッソンが新境地を開くべく、7年の歳月と80億円という巨額の製作費をかけて完成させた、実写と3Dアニメの融合ファンタジー『アーサーとミニモイの不思議な国』。昨年、本国フランスで公開されたオリジナル版が大ヒットを記録し、すでに続編の製作も始まっているという本作の待望の日本上陸に向けて、日本語吹き替え版のキャストが明らかになりつつある。その第3弾して今回発表となったのが、主人公・アーサー少年が立ち向かっていく悪役・マルタザールの声優キャストに抜擢された歌手のGacktである。
21世紀初頭、最先端のロボット技術を有し、世界市場を独占する日本に対し、国際連合はその技術を危惧し厳格な国際規定を設けた。それを不服とし、国際連合を脱退した日本がとった行動は“鎖国”だった…。そして時は経過し、誰も知らない謎のベールに包まれた日本の真実を探るため、ベクシルはじめ米国特殊部隊“SWORD”がこの国に潜入するが——。今から70年後、鎖国という道を選んだ、2077年の日本の姿を描いた『ベクシル −2077日本鎖国−』が8月18日(土)より公開される。
その年のチャーリーのクリスマスプレゼントは、パパが作ってくれた真っ白な飛行機だった。しかし、その大好きなパパが突然、不慮の事故で帰らぬ人に。悲しみに暮れるママと、パパの死が受け入れられないチャーリー。ある日、彼がプレゼントを抱きしめると、飛行機がまるで生きているかのように空へと飛び出す! 「パパにもう一度会いたい…」チャーリーは飛行機に願いを込めて、冒険へと旅立つ——。“信じれば奇跡は起きる”というメッセージを贈るファンタジー作品『チャーリーとパパの飛行機』の公開初日が9月1日(土)に決定した。また、本作の強力な宣伝部長として、多くの女性から支持される歌手のCHARAとモデルのSHIHOが任命された。さらに、自身も2人の子供の母親であるCHARAさんが、本作のためにイメージ・ソングを提供。映画のかわいい雰囲気にぴったりの「ぼくのともだち」(ユニバーサル・ミュージックより8月29日発売/1,200円<税込>)を手がけた。