男たちが天下獲りの野望に燃え、戦いに明け暮れた戦国時代、時の権力者の傍らで波乱に満ちた生涯を生きた一人の女性がいた。織田信長の血を受け継ぎ、天下人・豊臣秀吉の寵愛を受け、徳川家康に最も怖れられた女——その名を茶々。彼女の激動の生涯を描いた時代劇大作『茶々 天涯の貴妃(おんな)』が12月22日(土)に公開される。時代や己の数奇な運命に臆すことなく、自らの愛と意志を貫いた彼女の凛々しく、美しい生き方は、変化の激しい現代社会で強く生き、かつ品格をも求められる現代の女性にとって、共感し、学ぶ部分も多くあるのでは?
母と別れ、故郷から遠く離れた土地・イスラエルで生きる一人の少年の葛藤や成長していく姿を描いた感動作『約束の旅路』。今年3月より東京・岩波ホールを皮切りに全国で公開されロングランヒットを記録した本作が、10月24日(水)、DVDとなって発売された。これを記念してシネマカフェでは、本作の公開時に実施したブログ募金キャンペーンの第2弾をスタート。引き続きUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて、アフリカの難民支援を行う運びとなった。
戦国乱世の時代。信長の血を受け継ぎ、秀吉に愛され、家康をも恐れさせた女性がいた。名は茶々——。数奇な運命に臆することなく、愛する人のために最期まで信念を貫き通した彼女の壮絶な生涯を描いた『茶々−天涯の貴妃(おんな)−』。今年で生誕100周年を迎える井上靖の傑作「淀どの日記」(角川文庫)を原作にした本作が現在、製作中である。
地球温暖化問題に長年取り組んできたアメリカ元副大統領アル・ゴアが、地球環境の現状と人類の危機を訴えるヒューマン・ドキュメンタリー映画『不都合な真実』。2007年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞をはじめ多くの映画賞を受賞、日本でも文部科学省特選作品に選定されるなど高い評価を受けている本作が、スカイパーフェクTV!(スカパー!)のペイ・パー・ビュー(PPV)チャンネル「パーフェクト チョイス」にて10月19日(金)より放送される。また、同映画のPPV売上の10%を環境保全活動支援のため、WWF ジャパン(世界自然保護基金 日本支部)へ寄付されることが決定した。
史上最強の副大統領がついに大統領に? もしもブッシュ大統領が暗殺されたらアメリカはどうなるかという、衝撃的な仮定のもとに製作された擬似ドキュメンタリー『大統領暗殺』。10月6日(土)より公開中の本作だが、10月19日(金)は劇中でブッシュ大統領が凶弾に倒れ、副大統領であるディック・チェイニーが第44代大統領に就任するXデー。これを受けて10月19日(金)の一日限定で、本作の公式ホームページにてチェイニー“新”大統領の就任演説の映像が配信される。
想像を超えたスケールと圧倒的な映像美で世界を震撼させた『ディープ・ブルー』から約4年。このスタッフが再結集し、またも新たな地球のドラマを送り出す。撮影日数2,000日、製作期間のべ5年を費やし、世界200か所以上という壮大な舞台で生きるものの姿を映した『アース』。本作の日本語版ナレーションを、俳優の渡辺謙が務めることが決定した。
ポン・ジュノ、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックスという名だたる世界の監督たちが集まり、“東京って何?”という難題を独自の視点で解明する『TOKYO!』(仮題)。「東京中の人々が引きこもりになってしまったら…」という摩訶不思議な設定で描かれるポン監督の「Shaking Tokyo」が先日無事に撮影を終え、続くゴンドリー監督「Hiroko and Akira in TOKYO」の撮影が間もなくスタート! 撮影を前に、藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、妻夫木聡、大森南朋という実力、個性を兼ね備えた布陣が発表された。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを大ヒットへと導いたニューラインシネマが満を持して贈るファンタジー超大作『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。世界的ベストセラーの映画化とあって早くも話題騒然の本作の日本語吹き替え版に成海璃子が声優として参加することが決定した。また時を同じくして、新たなUS版予告編の映像が日本に到着。いままでの予告編になかった、鍵となるシーンの一部が明かされる。
DREAMS COME TRUEによる名曲「未来予想図」、「未来予想図II」で歌われている世界観を映像化した『未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』。10月6日(土)より全国にて公開中の本作が、ぴあ映画満足度ランキングで堂々の1位を獲得している。
今年で記念すべき第20回目を迎える東京国際映画祭。10月20日(土)より幕を開ける本映画祭で、気になるのはやはり世界各国から厳選された15作品が上映されるコンペティション部門。その中に設けられた数々の賞の行方を握る審査委員長が、このたび映画プロデューサーのアラン・ラッド・Jr氏に決定した。また第17回から始まった、世界の映画界に貢献した者に与えられる<黒澤明賞>が、『ミッドナイト・エクスプレス』などの名作を手がけてきたデヴィッド・パットナム氏に贈与された。
『ハウルの動く城』以来4年ぶりとなる、待望の宮崎駿監督最新作『崖の上のポニョ』。来年夏の公開に先駆けて、このたび本作の主題歌が決定した。これまで、『もののけ姫』の米良美一や『千と千尋の神隠し』の木村弓による主題歌など、何年経っても心に残る歌曲の数々を贈り出してきたジブリ作品。期待が集まるなか、おやじユニット・藤岡藤巻と子役の大橋のぞみで結成された、その名も“藤岡藤巻と大橋のぞみ”による主題歌「崖の上のポニョ」(ヤマハミュージックより12月5日発売予定)が完成した。
この夏に公開され、興収38億円を突破という大ヒットを記録している、ディズニー映画『レミーのおいしいレストラン』。現在も全国公開中の本作が、11月14日(水)にDVDとなって発売されることが決定した。これを記念し、11月2日(金)〜14日(水)の期間限定で、<レミーのラタトゥーユ号>キッチンカーが東京・名古屋・大阪・福岡・仙台の5大都市のジャスコを廻る「<レミーのラタトゥーユ号>キッチンカー全国キャラバン」を実施。「クイーン・アリス」のオーナーシェフ・石鍋裕による“あの”料理が提供される。
全くもって、くだらなすぎる、テンポ良い笑いを届けるWEBショートコントアニメで一躍ネット界にニューウェーブを起こした、FROGMAN率いる“蛙男商会”。中でも、TV放送をきっかけに人気爆発した「秘密結社 鷹の爪」は、数々の企業や映画のプロモーション・キャラクターとして起用され、さらには今年の3月に世界初の全編Flash映画として公開されるなど、めざましい活躍を見せている。それに引き続き、知る人ぞ知るFROGMANのデビュー作「菅井君と家族石」の映画化が決定した。
2004年、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞受賞と史上初の3冠受賞という快挙を果たした垣根涼介の原点とも言われる「ヒート アイランド」。その後、続編が発表され、ファンの間でも高い支持を受ける同作品がノンストップ・ムービー『ヒート アイランド』となって誕生した。このたび、その公開に先駆けて、10月10日(水)に、本作の主題歌「ヒートアイランド」(ワーナーミュージック・ジャパンより10月10日発売/1,200円<税込>)を担当したバンド、ROCK'A'TRENCHのスペシャル・ライブイベントが開催されることが決定した。
中国は福建省から伝来し、琉球の地で発達を遂げ、のちの日本空手の源流となった沖縄空手。明武館剛柔流は、沖縄空手を代表する流派のひとつであり、本土の競技空手とは一線を画し、武道空手の原型を一子相伝の継承によって100年にわたって守り続けてきた。このたび、明武舘剛柔流空手道の舘長であり、10月13日(土)より公開される空手映画『黒帯 KURO-OBI』において主演を果たした八木明人が、東京で沖縄空手のワークショップを開催することになった。いまや16か国に約2万人の門下生を持つにいたった本物の沖縄空手の真髄に触れるまたとないチャンス。初心者、子供の参加、見学も大歓迎とのことなので、この機会に参加してみては?
世界中の子供たちへ無限の夢と希望を贈るウォルト・ディズニー・ピクチャーズが、誕生70周年を迎えて初めて“未来”というテーマに挑んだ最新作『ルイスと未来泥棒』。本国アメリカでは3月に公開されると同時に大ヒットを記録した本作が、12月22日(土)より日本でも公開される。その日本語吹き替え版の声優として、このたび大のディズニー好きで知られる小林幸子が選ばれた。
マイケル・ピットにキーラ・ナイトレイ、日本からは役所広司、中谷美紀らがキャスト陣に顔を揃え、さらに音楽を坂本龍一が担当、総製作費30億円をかけた日本、カナダ、イタリアの合作として注目を集める『シルク』。本作が、10月18日より開催されるローマ国際映画祭に出品されることが決まった。
大胆かつ遊び心あふれるフォルムの建築を絶えず世に送り出し、観る者全てを虜にしてきた、フランク・ゲーリー。近年では家具やジュエリーデザインにも進出するなど、もはや留まることを知らないこの稀代の建築家のアイディアはどこから来ているのか? 今年の6月にBunkamuraル・シネマで公開されるやいなや多くの関心を集め、8月にはアンコール上映されるに至った『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』。公開から4か月経ったいまもなお全国公開中の本作が、いよいよ11月21日(水)にDVDとなって発売されることが決定した。
先に行われたヴェネチア国際映画祭で、前作『ブロークバック・マウンテン』に続き、アン・リー監督に2作品連続での金獅子賞受賞という快挙をもたらした『ラスト、コーション』。9月25日(火)、本作が世界のどこよりも早く監督の出身地である台湾で、さらに1日遅れで香港で劇場公開を迎え、それぞれ予想を大幅に上回る大ヒットスタートを記録した。
攘夷の気運が高まる幕末日本。そんな中、死罪覚悟で海を渡った若き長州藩士たちがいた。後に近代日本を背負って立つことになる彼らを、イギリス国民は敬意を表して“長州ファイブ”と呼んだ——。見知らぬ国へと突き進んだ若き志士たちの真実を克明に描いた『長州ファイブ』。5人の男たちの熱き思いが日本の歴史を動かすこととなったが、それから140年余り経った現代では、男だけでなくあらゆる分野での女性たちの活躍が、日本に元気を与えている。そこでシネマカフェでは、女性読者を対象に“あなたが最も憧れる女性”を大調査!