勤務先のデパートで脳溢血のため突然死した椿山課長(西田敏行)。やり残した仕事や家族、家のローン。あまりに未練がありすぎてこれじゃ死んでも死にきれない! 天国と地獄の中間地点にある“中陰役所”で、3日間だけ現世に戻ることを許された椿山は、正体がバレないように生前の姿とは似ても似つかない絶世の美女、和山椿(伊東美咲)となってよみがえる…。原作は主人公・椿山課長と同世代である中高年層はもちろん、若者から高齢者まで幅広い世代からの支持を集めて大反響を呼んだ浅田次郎の同名小説。
河野圭太
突然死した中年男が、愛する家族、残された仕事への未練のあまり3日間だけ現世に蘇る。ただし、仮の姿は生前の自分とは似ても似つかぬ絶世の美女…!? 浅田次郎の人気同名小説を原作にした感動作『椿山課長の七日間』のプレミア試写会が11月12日(日)、東劇で開かれ、開映前の舞台挨拶で西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴、河野圭太監督が本作への思いを語った。