仕事をクビになり、彼女の浮気現場を目撃、住む所さえなくなる、と最悪な一日を過ごしたスレヴィン(ジョシュ・ハートネット)。しかし、そんなバッドラックは始まりにすぎなかった。ニューヨークに住む友人ニックの長い留守中に、スレヴィンはその部屋を間借りすることになった。そのアパートの隣に住むリンジー(ルーシー・リュー)と仲良くなり、恋仲にまで発展する。そんな甘い生活もつかの間、ニックが借りた借金の取り立てにギャングが突然やってくる。一文無しのスレヴィンは、ギャングのボス(モーガン・フリーマン)の所に連れていかれ、借金の帳消しの代わりに人殺しを頼まれる。不幸が度重なるスレヴィン。全てが偶然の不幸に見えたが、“偶然”は、計画的なものであった。その裏を操っていたのは意外な人物とは…!?
ポール・マクギガン
今年は『ラッキーナンバー7』、『ブラッド』など、インディーズ作品での活躍が目立ったルーシー・リューは現在N.Y.で、新しく始まるTVシリーズ「Cashmere Mafia」(原題)を撮影中。
トロント映画祭に行ってきた。さっそく、トロントの映画館の話をとも思ったのだが、ふと思った。なんと映画のポスターが少ない街なのだと。まぁ、世界で街の中に映画のポスターや看板を出しまくる方が少ないのかもしれない。そんなポスターのことを考えていたら、4月に行っていたコタキナバルの映画館を思い出した。コタキナバルとはボルネオ島の中にあり、その島自体はマレーシア、ブルネイ共和国、インドネシアの3つの国で共有している。コタキナバルはマレーシア領となる。そこで手描きの看板を観た。