ブラジルの田舎町。11人家族の長男・ミロズマル(ダブリオ・モレイラ)と弟のエミヴァル(マルコス・エンリーケ)は貧困の家族を救うため、父・フランシスコ(アンジェロ・アントニオ)からもらったアコーディオンとギターを片手にバスターミナルで歌いはじめる。苦しい巡業、最愛の弟の死、難病…数々の挫折を乗り越え、父の愛情に支えられ成長を遂げていく息子たち。そして、バスターミナルで歌っていた少年はいつしか、2200万枚を売り上げブラジル中を熱狂させるトップアーティスト“ゼゼ・ジ・カマルゴ(マルシオ・キエリング)&ルッシアーノ(ティアゴ・メンドゥーサ)”になった。
ブレノ・シウヴェイラ