1795年、財産がモノを言う英国階級社会において、恋愛結婚などはもってのほか。ジェイン(アン・ハサウェイ)の両親も、未来を約束された裕福な男の元へ娘を嫁がせようと必死だった。しかし、独立精神にあふれた20歳のジェインは、階級や“プライドと偏見”というものを超えた世界を見据え、ハンサムで聡明だが貧しいトム(ジェームス・マカヴォイ)と恋に落ちる。現代英国女性にも支持を得続ける恋愛バイブルを数多く生み出した作家、ジェイン・オースティン。彼女の残した小説群にひけを取らないほど“リアルでロマンティック”な恋模様を軸に、その若き日々を描く。
ジュリアン・ジャロルド
秘密の恋はドキドキするもの。それは本人たちだけでなく、それを知った周囲も「えっ!!」と、思い切りドッキリさせられます。たとえそれが、自分は直接知らない人物や既にこの世を去って久しい歴史上の人物でも、「実は…」的な話を耳にすれば、「へー」「ほー」と思うもの。それが、本人のイメージからはかなり遠い、激しい恋であれば驚きとドキドキは倍増です。
『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが「高慢と偏見」のジェーン・オースティンの若き日を演じた『ビカミング・ジェーン(原題)』。日本でも公開が予定されている本作が、3月9日にイギリスとアイルランドで拡大公開され、ロンドン中心部のウエストエンド地区での週末ボックスオフィスで、堂々の初登場第1位を記録した。このウエストエンド地区では20館で公開されており、公開2週目も客足は落ちず、第1位をキープ。週末3日間の興行成績は$124,063、1館辺りの平均が$6,203。18日までの累計興行成績が$417,021と順調に成績を伸ばしている。