寡黙で不器用な性格ゆえ、孤独なキャンパス生活を送る深水ノボル(斎藤工)。一方、同じ大学で同級生たちと毎日を楽しく過ごす早瀬耕平(河合龍之介)。ある日、湖で溺れてしまった耕平はノボルの人工呼吸で一命をとりとめる。そして命の恩人であるノボルに興味を抱くようになった耕平は夜の街で、ノボルと外見は同じだけれども性格のまったく異なる双子の弟・リュウ(斎藤工)と出会う。やがて2人と親密になり、徐々に惹かれていく耕平は、2人の抱えるトラウマと心の闇を知ることになる…。