1951年3月8日。N.Y.の刑務所で、アメリカ犯罪史上最も凶悪な殺人犯とされた一組の男女の死刑が執行されようとしていた。凶悪犯の最期に世間は興奮したが、2人を逮捕した張本人、ロビンソン刑事(ジョン・トラヴォルタ)は浮かない表情でこの日を迎えていた――。レイモンド(ジャレッド・レトー)とその恋人・マーサ(サルマ・ハエック)は、未亡人や未婚の中年女性の財産を狙う結婚詐欺師。ふとした出来事で結ばれた2人だったが、マーサはレイの詐欺に加担するごとに、彼が誘惑する女性への嫉妬心を募らせていく。そしてやがて、2人は財産を奪った女性を殺めることで、互いの愛を確認するようになる。一方、自殺した妻に対する後悔の念を抱えるロビンソン刑事は、次々と殺される孤独な女性たちと妻の姿を重ね合わせながら、彼らを追いつめていく…。
トッド・ロビンソン