『マンデラの名もなき看守』作品情報
2008年5月17日 公開の映画作品あらすじ
1968年の南アフリカ。アパルトヘイト政策にあったこの国では、黒人には参政権、土地所有権はもちろん、家屋の所有や教育の自由さえも許されない。ジェームズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)も、黒人を下等な人間と見なすひとりだった。ある日、彼は看守として赴任した島で、最悪のテロリストとされる男、マンデラ(デニス・ヘイスバート)の担当に抜擢される。マンデラたちの秘密の会話を報告する任務を忠実に遂行するグレゴリー。だが、彼はいつの間にか知性と人間愛にあふれたマンデラに魅了され、彼が目指す平等な社会に憧れていく。そして、これは何十年も続く、マンデラとの奇妙で特別な関係の始まりに過ぎなかった…。南アフリカ初の黒人大統領、ネルソン・マンデラと彼を見守り続けた看守の心の交流を描いた真実の物語。
スタッフ
- 監督
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ビレ・アウグスト
キャスト
- ジョセフ・ファインズ
- デニス・ヘイスバート
- ダイアン・クルーガー
作品データ
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コラム
南ア初の黒人大統領、マンデラに魅せられた男の成長ドラマ『マンデラの名もなき看守』
高名な黒人解放運動指導者であり、南アフリカ共和国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ。本作では彼がノーベル平和賞を受賞し、大統領に就任する以前、反政府運動を牽引するテロリストと見なされ、刑務所に囚われていた27年間にスポットが当てられている。

レポート
トークまでは成りきれない? 敬愛なるマンデラへ、日本生まれビヨンセが熱唱!
黒人に対する人種差別政策・アパルトヘイトに異を唱え、南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ。その輝かしい功績の影に隠された、彼の27年間に及ぶ投獄生活とそこで出会ったある看守との心の交流を綴った真実の物語『マンデラの名もなき看守』が5月17日(土)より公開される。これを記念して5月1日(木)に本作の試写会が開催。マンデラと縁が深く、2003年にマンデラの呼びかけにより行われたチャリティーライヴ「46664」にも参加した、あの大物ハリウッド・セレブが日本に駆けつけて来てくれた。