離婚歴6回、いまは気楽な独り者のバーナデット(キャシー・ベイカー)。彼女は、人々の悩みを解決してくれるのは、ジェイン・オースティンしかいないと常々考えていた。ある日、彼女は愛犬を亡くし悲しみに暮れる友人・ジョスリン(マリア・ベロ)を元気づけようと読書会を企画する。そこに離婚寸前のもう一人の友人・シルヴィア(エイミー・ブレナマン)、夫がいながら教え子の高校生に恋をしてしまったプルーディー(エミリー・ブラント)、シルヴィアの娘で恋多きアレグラ(マギー・グレイス)、そして唯一の男性・グリッグ(ヒュー・ダンシー)が加わり、6人のメンバーで6か月間、オースティンの本を語り合う読書会が幕を開ける――。街並みが美しい米・カリフォルニア州サクラメントを舞台にした、読書会のメンバー6人の男女が織り成す人間模様を描く、カレン・ジョイ・ファウラー原作の全米ベストセラー小説の映画化。
cocoレビューを見るロビン・スウィコード
いま、アメリカで大流行している、食事やお酒を楽しみながら本について語り合う“読書会”。そんなブームを背景に、作家ジェイン・オースティンの作品の読書会に集まった仲間たちのそれぞれの人生模様を描いた『ジェイン・オースティンの読書会』が公開中。4月28日(月)、本作の公開を記念して「幸せ見つかる“恋愛講座”」と題したトークイベントが開催され、モデルの黒田知永子と、精神科医の名越康文が登場した。
ゴールデンウィークも近くなり、気候も爽やかになりつつある今日この頃。気分がウキウキし始めている人も少なくないはず。心が躍り始めるこんなときには、キラキラと輝く光に映える明るい色のアイテムを身につけたくなるのが女ゴコロ。この連休には何を着て出かけようかな…と考えている人のために、そして「ファッションにはちょっとうるさい」という方のために、今回は、ゴールデンウィークに楽しめるスタイリッシュな映画をラインナップしてみました。
ウィットと風刺に富んだスタイルで、「自負と偏見」や「エマ」などの名作を残し、いまも世界中から愛される英文学の女王、ジェイン・オースティン。彼女の作品を読む読書会を通して、6人の男女の恋愛や成長するさまを描いた『ジェイン・オースティンの読書会』が4月12日(土)より公開される。これに先駆けて、3月30日(日)、本作の試写会と参加者30名による読書会が開かれ、原作本翻訳と映画字幕監修を担当した矢倉尚子と、元・フジテレビアナウンサーの岩瀬恵子によるトークショーが行われた。