1787年、イギリスの戦艦バウンティ号は貿易のために出航した。冷酷なブライ艦長の独裁下にあったバウンティ号の任務は、1000本のパンノキをタヒチまで取りに行き、無事持ち帰って来ることだった。乗組員は正式な軍人だけでなく、徴用された水兵や刑罰がわりに乗艦させられた囚人なども含んでいた。ブライは乗組員たちに過酷な労働を強い、満足な食料も与えていなかった。副官クリスティアンはブライに訴えながらも乗組員たちをなだめていたが、乗組員たちの我慢は限界に達し、ついにバウンディ号を乗っ取ってしまう。
フランク・ロイド