氷河期さえも乗り越え、800万年という歳月を生き抜いたパンダ。しかしこの100年で、野生のパンダはたった1,600頭に減ってしまい、絶滅の危機に瀕している。パンダの保護に試行錯誤する人々と、そんな人間たちの一喜一憂をよそに、目の前の命をのんびりと愛しむ母親パンダ、メイメイ。中国と日本にまたがるメイメイ・ファミリーの1年を中心に、母子、兄弟、様々な愛と生命を映し出した、温かくてちょっと切ないパンダたちの物語。
毛利匡
白と黒の、丸く愛らしいたたずまいが子供から大人まで広く愛される動物界のアイドル、パンダ。和歌山県は白浜にあるアドベンチャーワールドと、パンダ大国・中国は四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地を舞台に、知られざるパンダの生態や子育て、そして家族のドラマに密着した、日本初のパンダドキュメンタリー『パンダフルライフ』。昨夏公開され、多くの観客を癒した本作が、2月25日(水)に早くもDVDリリースされる。これに先立ち、シネマカフェに、本DVDの特典映像の一つ、「むしゃむしゃパンダ」の映像が到着した。
パンダの聖地、中国四川省にある成都大熊猫繁育研究基地と日本・和歌山県白浜にあるアドベンチャーワールドを舞台に、パンダの暮らしや親子のドラマを映した、邦画初の“パンダ”ドキュメンタリー『パンダフルライフ』。本作が8月30日(土)に公開を迎え、新宿ピカデリーにて毛利匡監督とナレーションを務めた菅野美穂が、上映前の舞台挨拶に登壇した。
暑い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。ECOライフを心がけなきゃと思いつつも、この湿気と熱気にエアコンなしでは仕事もはかどらない。みんなでエアコンを一斉に止め、打ち水でもしてみれば、この熱気も少しは和らぐのかもしれませんが、それが不可能な以上、罪悪感を覚えつつも、エアコンの設定温度を上げてがんばるみなさま。こうなれば、この暑さを忘れるために、2時間ほど映画で別世界へと旅立ってみてはいかがでしょうか。そこで、今月は現実を思わず忘れてしまいそうな、独特の世界観を持つ映画をご紹介します。
数年前、海外で女性誌を買おうとして驚いたことがあります。いくつかの雑誌は大きなビニール袋に入っていて、一緒に大きな付録が付いているのです。その付録というのが、折りたたみ傘、トートバッグ、ポーチ、バンダナ…。日本円にして、5〜600円の雑誌なのに、「こんなものが付いてくるなんて」とびっくりしました。
人間がどんなに着飾っても、野生動物や植物たちのお洒落な外見には到底及ばないなと思うことがあります。豹、シマウマ、キリンの美しい模様を見ると、自然の神秘を感じます。中でも、目が離せないほどに私が魅力を感じるのが、ジャイアントパンダ。あんなにくっきり、体や顔が白黒に分かれているなんて、とってもファッショナブル。神様も粋なことをするものです。
白黒のまん丸とした愛嬌のあるルックスで、動物界の中でもひときわ人気の高いパンダ。その多くが生息する中国・四川省と、和歌山のアドベンチャーワールドを舞台に、初めてパンダの暮らしぶりに迫ったドキュメンタリー『パンダフルライフ』がこの夏公開される。本作で、初めて映画ナレーションを務めたのが菅野美穂。5月27日(火)、そのアフレコの模様がマスコミに公開された。