ファッション小噺vol.82 この夏、映画館にお洒落なパンダが出没!?

人間がどんなに着飾っても、野生動物や植物たちのお洒落な外見には到底及ばないなと思うことがあります。豹、シマウマ、キリンの美しい模様を見ると、自然の神秘を感じます。中でも、目が離せないほどに私が魅力を感じるのが、ジャイアントパンダ。あんなにくっきり、体や顔が白黒に分かれているなんて、とってもファッショナブル。神様も粋なことをするものです。

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『カンフー・パンダ』 (C)- 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
  • 『カンフー・パンダ』 (C)- 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
  • 『カンフー・パンダ』 -(C) 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
  • 『パンダフルライフ』 -(C) 「パンダフルライフ」フィルムパートナーズ
人間がどんなに着飾っても、野生動物や植物たちのお洒落な外見には到底及ばないなと思うことがあります。豹、シマウマ、キリンの美しい模様を見ると、自然の神秘を感じます。中でも、目が離せないほどに私が魅力を感じるのが、ジャイアントパンダ。あんなにくっきり、体や顔が白黒に分かれているなんて、とってもファッショナブル。神様も粋なことをするものです。

柄の複雑性なら、豹やシマウマ、キリンの方が上かもしれませんが、シンプルさゆえに万人受けするのでしょうか。パンダが珍獣だからでしょうか。あの、寅さん並の気まま感がウケているのでしょうか。人気は絶大。キャラクター化されている数も半端ではありません。「パンダが嫌い」なんて言っている人に出会ったことはありませんから、それだけパンダ市場は大きいのでしょう。

映画界でも、そんなお洒落な人気者を放っておくはずがありません。この夏は、パンダが映画館に続々とやってきます。まずは、7月26日(土)公開のアニメ作品『カンフー・パンダ』『シュレック』シリーズのドリームワークス・アニメーションの新作とあって、面白さは保証付き。ぐうたらパンダがカンフー・マスターを目指す…という、ちょっとダメおやじ応援歌的な様子がいい。メタボ体型のパンダくんが、カンフーの技を繰り出す様子は、サイトでのぞくことができるのですが、その生々しさに思わず笑ってしまいました。

中国、カンフー、パンダと思いつくままにモチーフを重ね合わせたという、いかにも安直な様子のアイディア感にも、妙に心をそそられます。ドリームワークス作品なので、声の出演陣がジャック・ブラック、ジャッキー・チェン、アンジェリーナ・ジョリーと妙に豪華なのも期待のしどころとなっています。

そして、もうひとつは、8月30日(土)公開のドキュメンタリー映画『パンダフルライフ』(写真左)。テレビではよく特番を見るものの、意外なことに、これが日本初のパンダドキュメンタリーなのだそうです。静止画を見つめているだけでも充分、卒倒しそうなほどかわいいのに、むにゅむにゅ、ごろごろと動いている様子を大画面で見られるなんて、この上ない幸せ。女性同士で観るもよし、カップルで観るもよし、家族で観るのももちろんよし、と夏休みには外せない映画の1本です。

それにしても、パンダといえば、心配されるのが先日起きた中国・四川省の地震(四川省には多くの野生パンダが生息していて、保護センターもあります)。被災者、パンダ、そのほかの動物たちが、この大惨事をなんとか乗り越えられますよう、心から祈ってやみません。

《text:June Makiguchi》

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