大学院を出て県庁に就職した片倉千草。彼女が家族と一緒に暮らす町に、障害者たちによるクリーニングとパン製造の共同作業所が設立された。町の人々が警戒の目を光らせる中、千草の父・雄二郎も町のまとめ役として反対運動の先頭に立つ。そんな折、千草は作業所の職員である内藤明彦と出会い、初めて障害者たちの働く姿に接し、共感を覚えていく。やがて千草と明彦、2人の間には恋心が芽生え始めるのだが…。障害者の自立を支援する共同作業所やグループホームなどの事業所が連合する全国的組織“きょうさんれん”の30周年記念映画として製作されたヒューマン・ドラマ。
冨永憲治