幼い頃からいじめられっ子の稔(林遣都)と、そんな稔をいつも助けてきた、男勝りの幼なじみの亜紀(北乃きい)。男子に追い回される日々から 抜け出したい稔は、偶然出会った大木(大沢たかお)という男の元でボクシングを習い、亜紀よりも強くなろうとする。しかしあっけなく亜紀にばれてしまい、彼女もボクシングの虜に…。2人を温かく見守る大木や彼の昔の恋人・順子(桜井幸子)、そして大木を心酔するタケ(波岡一喜)に、稔に想いを寄せる恭子(藤村聖子)などに囲まれながら、稔と亜紀はボクシングを通して初めてお互いへの気持ちに目覚めていく――。大阪を舞台に、幼なじみの男女がボクシングを通して想いを育んでいく青春ラブストーリー。まきの・えり原作「聖母少女」を基に、大沢たかおがプロデュースを務めた。
成島出