ある日、札幌市内のアパートで女性の変死体が発見された。その女性は、ミス道警と呼ばれた美女で、かつての交際相手であった巡査部長・津久井(宮迫博之)が容疑者に挙げられた上に、異例の射殺命令が出された。それは、道警全体の汚職を告発する北海道議会が開く「百条委員会」に重要証人として津久井が召喚されていたため、道警上層部が企んだものであった…。そう睨んだ所轄の警部補・佐伯(大森南朋)は、津久井を確保し、翌日開かれる「百条委員会」に無事出席させるミッションに命を懸ける――。佐々木譲の人気警察小説「笑う警官」を原作に、角川春樹が11年ぶりにメガホンを取り、映画化。
角川春樹
「そろそろしっとりとした恋愛ものをやりたいと思って…」。目を細めながらそんなふうに『スイートリトルライズ』との出会いを語る大森南朋。たしかに、『ハゲタカ』、『笑う警官』、『ゴールデンスランバー』など、近年出演した作品は社会派ものが目立つ。殻を破りたいと思うのは役者として当然のことだ。そこで、今現在“色気のある格好いい大人の男”として女性を魅了し続けている大森南朋の魅力に、さらには恋愛観に迫ってみた。
映画プロデューサーの角川春樹氏が11月14日(土)、東京・丸の内TOEI1で行われた自身12年ぶりの監督作となる映画『笑う警官』の初日舞台挨拶で“次回作”について明かした。
瑞々しい初恋もいいけれど、人目を忍ぶようなちょっと大人の秘密の恋もしてみたい…。ではそんな大人の恋の相手にふさわしい俳優といえば? 「MTV」による映画情報番組「MTV SCREEN」とシネマカフェのコラボレーションで贈る「cinemaFAN-KING」では、旬の俳優を候補者に並べ、毎月異なるテーマに投票してもらい、ランキングで映画ファンの“リアル”を勝手に決定している。
数々の映画へ出演が相次ぎ、それぞれで印象的な演技を見せている大森南朋。兼ねてから実力派俳優として、多くの監督たちに信頼されてきた彼が、一躍世間に名を広めたのは連続TVドラマ「ハゲタカ」の主演。最新作『笑う警官』では再び主演に抜擢され、社会派ドラマに挑戦している。
角川春樹が150万人動員のためにまさに体を張ってプロモーション! 大森南朋を主演に迎えた自身、12年ぶりの監督作となる『笑う警官』の宣伝のために、角川監督自らが23時の時報の“時計”になることが明らかになった。「時計になる」とはこの写真のように大きな時計の前で自らの体を使って23時を示すというもの。実写版『時をかける少女』('97)以来の監督作で、本作がタイムサスペンスということに因んでの試みとなるが、自ら時を刻むことに…。
映画『笑う警官』が23日(金)、開催中の東京国際映画祭にて特別招待作品として上映され、これに先立ち角川春樹監督および大森南朋、松雪泰子、宮迫博之(雨上がり決死隊)らキャスト陣、そして原作者の佐々木譲が出席しての記者会見が行われた。
累計販売部数100万部を超える、警察小説の金字塔「道警シリーズ」の第1作「笑う警官」を原作に、映画界のカリスマ・角川春樹が12年ぶりにメガホンを取った。9月29日(火)、角川監督を筆頭に、主演の大森南朋に忍成修吾、蛍雪次朗、野村祐人、伊藤明賢、矢島健一ら“警察”一派と原作者の佐々木譲が一堂に会して、映画『笑う警官』の舞台挨拶が行われた。
9月16日(水)に7年ぶりにリリースされるニュー・アルバム「I Look To You(アイ・ルック・トゥ・ユー)」での“復活”が待たれるホイットニー・ヒューストン。そのアルバムに収録されている「夢をとりもどすまで」が映画『笑う警官』の主題歌に起用されることが決定した。