1964年、ニューヨーク・ブロンクスに佇むカトリック系教会学校の校長、シスター・アロイシス(メリル・ストリープ)はある小さな“疑惑”を抱いていた。それは純真な新米教師、シスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)の目撃談から始まった…。ある“疑惑”とは、生徒から人気のあるフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)が唯一の黒人生徒と“不適切な関係”をもっているのではないか…ということであった。だが、シスター・ジェイムズはフリン神父を信じ、次第にシスター・アロイシスに違和感を覚える。果たして、全てはシスター・アロイシスの妄想なのか、それとも“疑惑”は真実なのか――? 監督は、『月の輝く夜に』('87)でアカデミー賞の脚本賞を受賞したジョン・パトリック・シャンレィ。
ジョン・パトリック・シャンリー
米経済誌「フォーブス」が、毎年恒例の「最も稼いだハリウッド女優トップ10」を1日に発表、1位にアンジェリーナ・ジョリー、2位には彼女のパートナーであるブラッド・ピットの元妻、ジェニファー・アニストンが選出された。
トニー賞作品賞とピューリッツァー賞演劇賞をダブル受賞した舞台劇を映画化した本作は、シンプルであると同時に複雑で、緊迫のサスペンスとも深みのあるヒューマンドラマとも言える一作。邦題にある“あるカトリックの学校”を舞台に、生徒と不適切な関係にあるのではないかと疑われる神父・フリン、彼に疑惑の目を向ける堅物の校長シスター・アロイシス、さらには2人の間で不信感に苛まれる新人教師シスター・ジェイムズの物語が展開していく。
アカデミー賞のゆくえを占う賞のひとつとして定評のある米俳優組合(SAG)賞授賞式が25日(現地時間)、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで催され、ゴールデン・グローブ賞などオスカー前哨戦を総なめ状態の『スラムドッグ$ミリオネア』がアンサンブル・キャスト賞に輝いた。
来年1月11日(現地時間)に授賞式が行われる第66回ゴールデン・グローブ賞のノミネーション発表が12月11日(現地時間)に行われた。映画部門では、ブラッド・ピット×ケイト・ブランシェット主演の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が作品賞、監督賞(デヴィッド・フィンチャー)、主演男優賞、脚本賞、音楽賞の5部門にノミネートされた。ブラッド・ピットのゴールデン・グローブ賞ノミネーションは2006年『バベル』(助演男優賞)以来、2年ぶり4度目。