東京での恋に破れ、幼少期に暮らしていた緑豊かな世嘉冨(ゆがふ)島に帰ってきたゆり子(柴本幸)。ところが、近頃は島を出る家が多く、島の守り神精霊(キジムン)、マジルーたちも淋しがっていた。そんな折、不倫の恋人、敦がゆり子を追ってくるわ、敦の妻も現れるわで小さな島は大騒ぎ! この島を、そしてゆり子を守ることを使命とするマジルーたちは、目を覚まして最初に見たものに恋してしまうという“恋の秘薬”を振りまくことに。果たしてゆり子の恋の結末、そして島の未来は…? シェイクスピアの名作を原作に、『ホテル・ハイビスカス』の中江裕司監督が描くハッピー・ストーリー。
中江裕司
シェイクスピアの名作を大胆に脚色し、沖縄の小さな島を舞台に島民たちと島の守り神である精霊たちが織りなすドラマを描いた『真夏の夜の夢』。先日より物語の舞台である沖縄で先行上映され、大好評を博している本作がいよいよ7月25日(土)より全国公開を迎える。これを記念して、公開初日の25日(土)には、シネマート新宿にて、中江裕司監督を始め、柴本幸、蔵下穂波、平良進、照屋政雄、エンディング・テーマを歌う藤澤ノリマサ、そして中江作品に欠かせない“沖縄のおばあ”こと、平良とみが登壇しての舞台挨拶が行われるほか、各所で沖縄にまつわるイベントを開催。翌26日(日)も中江監督と中村優子によるトークショーがシネカノン有楽町2丁目で開催されるなど、東京の街が沖縄一色に!
『ナビィの恋』、『ホテル・ハイビスカス』など沖縄を舞台にしたドラマを紡いできた中江裕司監督が、沖縄の小島に住む人々と精霊たちを登場人物にシェイクスピアの名作を映画化した『真夏の夜の夢』。7月25日(土)の全国公開を前に、世界遺産として知られる沖縄の中城城跡にて先行上映会が行われた。
最愛の男性を失い、絶望に打ちひしがれるヒロインの心の再生を描く『群青 愛が沈んだ海の色』と、恋に破れて帰郷したヒロインが、島の精霊を巻き込んだ騒動を繰り広げる『真夏の夜の夢』。共に沖縄の島を舞台にし、共に愛や恋に翻弄される美しいヒロインを擁した2作がこの夏に観られる。