ある夏の午後、メキシコの有力政治家の息子であるクリストバル(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、妹・エリサと共に彼らの別荘に互いの友人を招いてパーティーを開く――。俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、母国メキシコのきらめく昼下がりのプールサイドを舞台にメガホンを取った、初監督作。幼なじみの使用人・アダンとクリストバル兄妹の間に起こる予期せぬ最悪の事件を通して、メキシコ社会の光と闇を浮き彫りにしていく。
ガエル・ガルシア・ベルナル
小柄でキュートな容貌が親しみやすく、日本にも多くのファンが存在するガエル・ガルシア・ベルナルが監督デビュー。これまではカメラの前で表現者としての才能を惜しみなく発揮してきた彼が、カメラの反対側に回り、新たな境地を切り開いている。