人間が全世界を支配する以前の時代。闇の世界を司る大王が患う業病を癒すために招かれた天才按摩オグリ。しかし、誰もが嫉妬するほどの健康な身体を持ち、忠誠を誓わないオグリに腹を立てた大王は、彼をあの世へと葬ってしまう。そして、そんな大王の元から逃げ出した姫・テルテは身心の自由を奪われたオグリと再会を果たし「蘇生の湯」へと導いていく。テルテが捧げた無償の「愛」は、再び男に生きる「命」を与られるのだろうか。一度世界から追放された人間は、いかにしてその地の底から這い上がり、「蘇る」のだろうか――?
豊田利晃
今回のファッション小噺は、映画における衣裳をクローズアップしてみました。衣裳というのは、物語の舞台となる場所、時代、そして人物そのものを映す鏡でもある重要アイテムのひとつ。そこで、そんな衣裳の“重要性”について、話題の日本映画『蘇りの血』を例に、考えてみることに。
『青い春』や『空中庭園』など斬新な世界観で多くのファンを魅了する、豊田利晃監督4年ぶりの最新作『蘇りの血』がまもなく12月19日(土)より公開される。これを記念して、6日(日)、豊田監督はじめ、主演の中村達也に、草刈正雄の愛娘で、本作での熱演で注目を浴びる草刈麻有、渋川清彦がタワーレコード渋谷店にてトークイベントを行った。
『空中庭園』が絶賛を浴びた豊田利晃監督の4年ぶりとなる待望の最新作『蘇りの血』が先日より開催中の第10回東京フィルメックスで上映され、上映前に豊田監督、主演の中村達也、草刈麻有、渋川清彦、マメ山田による舞台挨拶が行われた。