時は乱世。八代将軍・足利義政(萩原健一)の一言で、名門・畠山家の長男・信綱(池内博之)と次男・直光(小栗旬)の仲は引き裂かれる。そのお達しとは先に亡くなった大納言・阿古姫(柴本幸)を妻に娶り、財産を継いだ方に官僚職を授けるということ。焦った信綱は、直光の許婚である阿古姫を力ずくで自分のものにしてしまう。兄を敵に回し、追っ手を放たれる身に。阿古姫を連れ出し、山道へと逃げる直光。そこで彼が出会ったのは、大盗賊・多襄丸(松方弘樹)だった――。『羅生門』の原作としても知られる芥川龍之介の「藪の中」を原作とした小栗旬主演作。
中野裕之
芥川龍之介の短編「藪の中」を大胆に脚色し、映画化した『TAJOMARU』が9月12日(土)に公開を迎え、都内で舞台挨拶が行われた。主演の小栗旬を始め、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、萩原健一に中野裕之監督、山本又一朗プロデューサーが顔を揃え、会場は大きな盛り上がりを見せた。
いま、時代劇映画のヒーローに熱い視線が注がれている。日本映画界を牽引する若手実力派、松山ケンイチと小栗旬がそれぞれ主演を張る『カムイ外伝』と『TAJOMARU』だ。
小栗旬は“時代”や“空気”など信じない。悲観するでも自嘲するでもなく、自らについて「いまは、たまたま注目を浴びているだけで、本来あまり面白い芝居ができるタイプだとは思わない」と語り、うつろいやすいブームなどではなく、ただ己を信じて役柄をクールに演じ上げていく。冷静なこの男が「役者人生が終わってもいいと思えた」とまでの思いを抱いて演じたという最新作『TAJOMARU』のタイトルロール、多襄丸(=畠山直光)という男もまた、激しく移り変わる時代の中で己の信念、愛を貫き通した男である。果たしてこの作品は俳優・小栗旬に何をもたらし、この役を経て彼はどのような風景を見たのか——?
純粋に一人の女を愛しながらも、欲望と権力のはざまで醜い争いに巻き込まれていく畠山直光。やがて、多襄丸という名の盗賊にまで身を落としつつも、己を曲げずに生きる彼に運命は微笑むのか——? 小栗旬主演の話題作『TAJOMARU』の本編映像の一部が、映画の公開を直前に控えシネマカフェに独占で到着した!
黒澤明の名作『羅生門』の原作小説として知られる、芥川龍之介の短編「藪の中」の登場人物の一人、盗賊の多襄丸を主人公に据え、大胆に脚色し映画化した『TAJOMARU』。本作のスタッフおよびキャスト陣が9月3日(木)、東京大学で開かれたコンテンツビジネス産業についての公開講座に登場! 小栗旬、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、萩原健一らが“講師”として聴講生たちからの質問に答えた。
黒澤明の不朽の名作『羅生門』の原作としても知られる芥川龍之介の「藪の中」の登場人物の一人、伝説的な大盗賊・多襄丸を新解釈で描ききる『TAJOMARU』。9月に公開を控えた本作がついに完成を迎え、7月5日(日)、監督を務めた中野裕之、主演の小栗旬に柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、山本又一朗プロデューサーと、主だったメンバーを揃えての完成報告会見が行われた。