孤児として育ちながら固い意志を秘めた、ガブリエル・“ココ”・シャネル。波乱に満ちた体験を重ねながら、彼女はやがて世界的なファッション・デザイナーとなる。常に新しい女性像を描き、ファッションを通して女性の解放、男女平等を謳ったココ。その姿はまさに現代女性であり、成功、自由、そしてスタイルの、時代を超えた象徴だった――。『アメリ』のオドレイ・トトゥ主演で贈る、ココ・シャネルの若き日を描いた伝記映画。
アンヌ・フォンテーヌ
キーラ・ナイトレイが、カール・ラガーフェルドによって「シャネル(Chanel)」の新作短編映画でココ・シャネル役に起用された。フランスのドーヴィルに初めてシャネルのブティックがオープンしてから100周年を記念して製作される同短編映画では…
『アメリ』で知られるフランスの女優、オドレイ・トトゥが、英女性誌上で女優業は40歳で引退をするつもりだと語った。
2010年も、半分が過ぎました。これまでどんな映画に出会いましたか。その中で、お気に入りのファッションは、見つかりましたか? 映画とファッションは切っても切り離せないもの。映画の印象と、そこに登場するファッションは強く繋がっているものです。例えば、『ローマの休日』とオードリー・ヘップバーンのファッションのように。今年、そんな素敵な関係は見つけられたでしょうか。
21日、英国アカデミー賞(BAFTA)ノミネーションが発表され、『アバター』、『ハート・ロッカー』(写真)、『17歳の肖像』の3本がそれぞれ最多8部門で候補に選出された。
2009年の映画界の動向を来日したハリウッドスターでふり返り! 前編ではブランジェリーナに『トワイライト』一同、ザック・エフロン&ヴァネッサ・ハジェンスなどの来日の模様をふり返ったが、下半期も大物スターが続々。
20世紀を代表するファッション・デザイナーであり、現代女性のカリスマ的存在として崇められる、ココ・シャネル。類まれなる才能と反骨精神を糧にして、田舎の仕立て屋のお針子から伝説のデザイナーとなった彼女だが、その成功の裏には、ある一人の男性の存在がいた。彼の名は、アーサー・“ボーイ”・カペル。現在公開中の『ココ・アヴァン・シャネル』で、シャネルが生涯唯一、本当に愛したと言われるイギリス人実業家・カペルを演じた、アレッサンドロ・ニボラに話を聞いた。
唯一無二の存在感でファッション界をリード、女性が男性と対等に肩を並べる時代の礎を築くことに多大な貢献をした人物の一人、ガブリエル・“ココ”・シャネル。フランスを代表する女優オドレイ・トトゥをシャネル役に迎え、本国で大ヒットを遂げた伝記映画『ココ・アヴァン・シャネル』がまもなく日本で公開を迎える。9月8日(火)、本作の記者会見が行われ、2年ぶり4回目の来日を果たしたオドレイが作品、そしてシャネルの魅力について語った。
孤児院での生活から兵士を相手にするナイトクラブでの歌い手、そして田舎の仕立て屋でのお針子としての生活を経て、世界の「シャネル」を一代で立ち上げた天才デザイナー、ココ・シャネル。彼女の知られざる前半生に焦点を当てた『ココ・アヴァン・シャネル』がまもなく公開を迎える。これに先立ち、シャネルを演じたオドレイ・トトゥが来日! 9月7日(月)にオドレイが出席してのジャパン・プレミアイベントが開催された。
8月8日(土)の公開が決まった映画『ココ・シャネル』。前回ご紹介した『ココ・アヴァン・シャネル』が、シャネル王国を築くきっかけとなった最初の成功まで、つまりガブリエルの半生を綴ったものでした。対してこちらは、すでに有名となり、第二次世界大戦後、15年の沈黙を破って復帰しようとする70歳のココ・シャネルが、自らの人生をふり返るというスタイルをとっています。
今年は、エンタメ界に素敵なシンクロニシティが起こりました。ファッションデザイナー、ガブリエル・シャネルの生涯を描いた作品が、2009年だけで3本も誕生。大地真央主演に舞台も上演されるなど、今年はまさにシャネル・イヤーなのです。シネマカフェ読者にも、シャネルのファンは多いはず。女性なら一度はシャネル・スーツに身を包んでみたいという想いがあるのではないでしょうか。
『アメリ』、『ロング・エンゲージメント』のオドレイ・トトゥ主演、世紀のファッションデザイナー、ココ・シャネルの若き日を描いた感動作『ココ・アヴァン・シャネル』。本作が完成し、4月6日(現地時間)、シャネルの生誕地であり映画が作られたフランスはパリのゴーモン・マリナン劇場にてワールド・プレミアが開催され、オドレイを始めとするキャスト・スタッフが出席した。
時代とともに新しい女性像を表現し、数々のミューズを生み出してきたフランスの老舗ファッションブランド、シャネル。その創立者であり、女性ファッション界に新たな価値観を打ち立てたパイオニア、ココ・シャネルの波乱に満ちた生涯を描いた作品が、奇しくも今年2本公開となる。男性中心の社会の中で、ファッションを通じて女性解放を目指したココ・シャネル。女性の活躍がめざましいいま、彼女の人生が問いかけるメッセージとは——?