精神分析医・カーラ(ジュリアン・ムーア)は、解離性同一性障害を患っていると疑われる青年・デヴィッド(ジョナサン・リス=マイヤーズ)の診察を行うことに。単に彼が周囲を混乱させる愉快犯だと考えたカーラは、彼の身辺を探るうちに、デヴィッドとは25年前に亡くなった故人であることが判明。その間にもデヴィッドの人格は次々と入れ替わっていく。そして、カーラが導かれるようにしてたどり着いた先は、時代に葬られていた血塗られた歴史だった。カーラは、科学では説明しようのない“シェルター”という超常現象の存在を突き止め、後戻りできない惨劇に巻き込まれていく…。
マンス・モーリンド
ビョルン・ステイン