ジョイ・ディヴィジョン、U2、デペッシュ・モードといった個性的なアーティストのイメージ作りに大きな役割を果たし、20 世紀後半、ポップとアートの定義付けに多大なる影響を及ぼした伝説のフォトグラファー、アントン・コービン。4 年もの歳月をかけて、彼に密着し、U2、アーケード・ファイア、ルーリード、メタリカ、そしてジョージ・クルーニーといったアーティストの素顔が垣間見える、アントンならではの親密な撮影現場をとらえている。一方、華やかな世界にいながら見え隠れする彼の“孤独”に迫り、本人と家族のインタビューから、その“哀しみ”の裏側にある真実を明らかにする。
クラーチェ・クイラインズ