『フォスター卿の建築術』作品情報

あらすじ

現在78歳のフォスター卿はノートと鉛筆を携え地球を飛びまわる。世界20か国以上の拠点を設け、70年代から建築界の最前線を走ってきた。モダニズム全盛のアメリカで建築を学んだ後、設計事務所を設立。鉄とガラスを多用し構造体を外部に露出させたハイテク建築で独自のスタイルを確立。その建築は革新性と洗練を兼ね備え、ハイテク建築の御三家のひとりとして世界に名を広め、エリザベス女王より貴族爵位を与えられる。美しいスケッチを描くフォスター卿にとって、描くことは考えること。そんなフォスター卿の先にまだ見ぬ未来が待っている――。