17歳のヘイゼルは、末期のガンのため酸素ボンベが手放せない。闘病生活のおかげで学校にも通えず、友だちもいない。ある日ヘイゼルは、両親の強い勧めで行きたくもないガン患者の集会にしぶしぶ参加する。そこで、骨肉腫のため片脚を切断したガスと出会う。意気投合した2人は、大好きな本を交換することに。ところが、ヘイゼルの愛読書『大いなる痛み』は、物語の途中で唐突に終わっているものだった。どうしても続きが知りたい2人は、ついにアムステルダム在住の作者と面会できるチャンスを得るが…。
ジョシュ・ブーン
ジョン・グリーン