1976年7月28日深夜、中国河北省唐山市。貧しいながらも幸せな生活をおくっていた父、母、双子の娘、息子の家族を突如マグニチュード7.8の地震が襲う。翌朝、絶望の淵にいる母親の元に、子供たちが瓦礫の下で奇跡的に息をしていることが伝えられる。近隣住民、力を合わせ救助活動をするが“救出できるのは片方だけ”という、あまりにも過酷な選択を迫られる。そして32年後。この家族の運命は再び大きく動き出す。“死んだはず”である娘との再会と共に…。
フォン・シャオガン
21日、香港コンベンションセンターで第5回アジア・フィルム・アワードが開催され、現在日本公開中のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさんの森』が最優秀作品賞を受賞した。日本映画も数部門で候補となっていたが、東北地方太平洋沖地震の影響で関係者は欠席。プレゼンターや受賞者のスピーチには被災者へのお見舞いと励ましのメッセージが添えられた。
中国で2,000万人以上を動員し、中国映画史上歴代最高の興行収入を記録した映画『唐山大地震 −想い続けた32年−』が今月末に公開を迎えるが、そのイメージソングを、本作に心うたれたという一青窈(ひととよう)が歌うことが明らかになった。
20世紀最大の災害と言われる中国・唐山大地震を生き抜くヒロインの半生を壮大なスケールで描く『唐山大地震 −想い続けた32年−』の日本語吹き替え版のアフレコが2月23日(水)、都内のスタジオで行われ、主人公ファン・ドンの声を務める人気女優、相武紗季がマイクに向かった。
中国映画の歴代最高記録を樹立した話題作『唐山大地震 −想い続けた32年−』の日本語吹き替え版キャストが決定し、主人公ファン・ドンを人気女優の相武紗季、その幼少期を天才子役と名高い芦田愛菜が演じることが明らかになった。2人とも実写映画の吹き替えは初めての挑戦。同じ兵庫県出身の相武さんと愛菜ちゃんが、20世紀最大の災害と言われる唐山大地震を生き抜くヒロイン役で、涙の“競演”を果たす。