東京の出版社に勤務する飯塚真紀(佐々木)は婚約者(平岡)との結婚式を控え、自分の将来について悩んでいた。そんな頃、 同居の祖母が亡くなり、その遺品から婚姻届の束を見つける。 夫の欄に書かれていた「秋国宗一」とは誰なのか...。真紀は出雲の地を訪ね歩く中、人との係わりによって次第に自分のなかの 何かが変わっていくのを感じていた。果たして、出雲の地でつなぐ縁(えにし)とは・・・。
堀内博志