1970年代、アメリカ人小説家ローランド(ブラッド・ピット)と、その妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)はヴァカンスに、南フランスの浜辺にあるリゾート・ホテルを訪れる。ローランドは村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。ふたりの人生にもたらされた思いがけない不幸に向き合うことができず、夫婦の間には距離ができていたのだった。ある日、隣の部屋に若いカップル(メルヴィル・プポー、メラニー・ロラン)がハネムーンでやってくる。ヴァネッサは自分たちと対照的な輝かしいふたりを嫉妬と好奇心のまなざしで見つめる。
アンジェリーナ・ジョリー・ピット