「ポーの一族」は、1972年に「別冊少女コミック」に第1作目を発表以来、少女漫画の枠を超え幅広い層の読者に愛されてきた、萩尾望都氏による不朽の名作。この作品に魅了された脚本・演出を務める宝塚歌劇団・演出家小池修一郎が1985年に萩尾氏に「いつか舞台化させて欲しい」と申し出て以来、30年余の時を経てついに舞台化が実現。 永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ“ポーの一族”に加わった主人公・エドガーが、アランやメリーベルを仲間に加え、哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続けるゴシック・ロマンに、豊かな表現力で舞台を彩るトップコンビ・明日海りおと仙名彩世を中心とした花組が挑む。
萩尾望都
小池修一郎